業界をリードする2社の強みを生かしたポリシーベース・ネットワークでデータセンターの自動化を推進

2015年5月19日、米ニュージャージー州バスキングリッジ、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー発 – Alcatel-Lucentの子会社であるNuage Networks(以下Nuage)とアリスタ・ネットワークス(以下アリスタ)は、SDCN (Software Defined Cloud Networking)で業界をリードする2社が提携し、両社の技術を最適な形で組み合わせたオープンなネットワークで拡張性に富むクラウド・インフラを構築する共同ソリューションの提供を開始しました。

これまでNuageとアリスタは、VxLANやOVSDBなどの業界標準プロトコルに対応したそれぞれの製品を通じて、アンダーレイネットワークのプログラム制御や、SDNオーバーレイネットワークの自動化を実現してきました。今回の提携による共同ソリューションでは、データセンターの仮想リソースと物理リソースの導入や運用を共通のフレームワークの下で自動化でき、OpenStack、各種クラウド管理システム、各社のハイパーバイザと連携できます。

アリスタのカスタマ・エンジニアリング担当上級副社長、Anshul Sadanaは次のように述べています。「VxLANに対応しプログラム制御機能を備えたアリスタのプラットフォームと、NuageのVSP(Virtualized Services Platform)が一体となって、スケーラビリティと自動化に優れたSDCNを構築でき、複数のデータセンター間でもシームレスに負荷分散できるようになります。SDNのイノベーターであるNuageと提携できたことを喜ばしく思います」

ネットワーク運用時に、動的なオーバーレイとネットワーク・インフラとの関係を可視化できないという課題に直面することがあります。NuageのVSAP(Virtualized Services Assurance Platform)とArista EOSが一体化した今回のソリューションでは、仮想ネットワークのポリシーのマッピングや関係性を、物理ネットワークの構成要素に対応づけて可視化でき、障害の切り分けや復旧にも素早く対応できます。

NuageのCEO(最高経営責任者)、Sunil Khandekarは次のように述べています。「SDNを基盤とするクラウド・コンピューティングがハイパフォーマンス・アーキテクチャの主流になる日を目指して、Nuageはあくなき探求を続けてきました。今回、プログラム制御プラットフォームを手がけるアリスタとの提携によって、ポリシーベースのSDNオーバーレイと、データセンターのアンダーレイとを最適な形で連携させることで、高度に自動化した頑強なクラウド・ネットワークを構築・運用できようになります」

Nuageは、オープンなクラウド環境を目指す取り組みに引き続き力を入れています。5月18日には、OpenStackベースのDevOpsクラウドを実現するNuage Networks ecosystem programの拡充を発表しました。

アリスタネットワークスについて

アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとコンピューティング環境に特化したSDCN(Software Driven Cloud Networking)ソリューション企業として設立されました。さまざまな受賞歴を誇るアリスタの先進の10/40/100GbEスイッチは、従来の概念を覆すスケーラビリティ、堅牢性、価格性能比を備え、全世界で3,000社を超えるユーザに採用され、300万ポートを超えるクラウド・ネットワーキング用のスイッチが導入されています。アリスタのプラットフォームの中核となるのは、先進のネットワーク・オペレーティング・システムであるEOSです。アリスタネットワークスの製品は、販売パートナー、システム・インテグレータ、リセラーを通じて、世界各地でご利用いただけます。

ARISTA、EOS、Splineは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。

詳細情報やリソースについては、www.arista.com

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