アリスタ、ネットワーク全体を自動化するターンキー・ソリューション「CloudVision®」を発表
2015年6月23日、カリフォルニア州サンタクララ発 -- アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、クラウド・ネットワークに最適な、ネットワーク全体のワークロードのオーケストレーションとワークフローの自動化をターンキー・ソリューションとして提供するCloudVision®を発表いたしました。
アリスタは、ネットワーク業界に先駆けてSDCN(Software Defined Cloud Networking)を打ち出し、Arista EOS®を基盤とするSDNを推進してきました。プログラム可能なインターフェイス、パブリッシュ/サブスクライブ状態管理の分離、耐障害性、フォールト・コンテインメント(障害の封じ込め)、自己回復機能など、数々の特長を備えています。CloudVisionでは、独自にプログラムを開発することなく、クラウドレベルの自動化を容易に実現できます。ネットワーク全体の状態やトポロジを一元的に可視化して管理することが可能です。
VMware でネットワークとセキュリティ担当のバイスプレジデントを務めるHatem Naguib氏は次のように述べています。「ビジネス環境が急激に変化する中、市場のチャンスを逃さないためには、俊敏性が欠かせません。VMwareやアリスタをはじめ、業界をリードする企業のSoftware-Defined製品を導入するお客様がますます増えているのはそのためです。アリスタのCloudVisionは、VMwareのSoftware-Defined Data Center製品との相互運用性を備えています。データセンターの自動化、セキュリティ、可用性を強化してビジネスの成果につなげるという目標に近づくための大きな一歩です」
パートナー各社のSDNコントローラと連携
クラウドの自動化で重要なポイントの1つが、物理インフラと仮想インフラの両方に対して、ワークロードのオーケストレーションをお客様自身が簡単に管理できるかどうかです。CloudVisionは、アリスタのパートナー各社のSDNコントローラと密接に連携して、これを実現します。
Microsoft でクラウドプラットフォーム担当のゼネラルマネージャを務めるMike Schutz氏は次のように述べています。「業界の先頭を行くデータセンター・ソリューションを長年にわたって共に提供してきたMicrosoftとアリスタが、この度、クラウドファーストのこの時代に、俊敏で効率的なデータセンターをSoftware-Defined技術で実現するソリューションを提供します。オープンでプログラマブルなCloudVisionとMicrosoft Cloud Platformソリューションにより、クラウド時代に最適なデータセンターへの変革を強力に後押しします」
CloudVisionでは、物理ネットワークを抽象化し、ネットワークの全体像を一元的に捉えて自動化することで、次のような運用面の効率化を実現します。
- 分散ネットワークの状態を一元的に管理することで、ネットワーク全体を可視化して分析
- OVSDB、JSON、OpenStackのプラグインなど、オープンなAPIを利用して、多種多様なコントローラに対応し、物理ワークロードと仮想ワークロードのオーケストレーションを実現
- ゼロ・タッチ・プロビジョニング、設定管理、ネットワーク全体のアップグレード/ロールバックなどによるワークフローの自動化
- セキュリティ、監査、パッチの管理といったコンプラインス用のダッシュボード
- デバイスごとのポーリングに代わる新たな手法である、リアルタイム・ストリーミングによる遠隔データ測定とネットワーク分析
- アンダーレイ・ネットワークとオーバーレイ・ネットワークの両方の可視化とトラブルシューティング
提供開始時期
Arista CloudVisionは、アリスタの既存のソフトウェア・サブスクリプションのラインナップを拡充するソフトウェア・サブスクリプションとして既に提供を開始しました。料金は、デバイス1台あたり月額295ドルからです。
パートナー各社からのコメント
Dell
Dellでエンジニアドソリューションとクラウド担当のバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャを務めるJim Ganthier氏は次のように述べています。「Dell製品を利用する企業が求めているのは、高速かつオープンで、費用対効果に優れたsoftware-definedデータセンター・ソリューションです。今回、アリスタとの新たなパートナーシップの下で初めて共同で提供するソリューションは、速度、シンプルさ、TCOの各面で、現在のお客様の要求を満たしています。Dellの世界レベルのインフラ製品とActive System Manager、およびアリスタのCloudVisionとEOSにより、現在から将来まで、お客様がビジネスにフォーカスできるよう支援します」
F5
F5 Networksの製品管理担当バイスプレジデントを務めるIndrajit Roy氏は次のように述べています。「アリスタのCloudVisionプラットフォームがあれば、VMware NSXと当社のF5 BIG-IP®の仮想/物理アプライアンスで構築したネットワーク全体を視覚的に管理できます。アプリケーションカタログのセルフサービスを実現することによって、ITインフラの運用がシンプルになり、効率化します」
HP
HPでコンバージド・データセンター・インフラのマーケティング担当バイスプレジデントを務めるPaul Miller氏は次のように述べています。「HPは、柔軟性と効率性に優れた実証済みのオープンな統合ソリューションの提供に力を入れており、データセンターで頻繁に生じる要件変更に素早く対応できます。HPのComposable APIに適合したアリスタのCloudVisionプラットフォームと、HP OneViewを統合したソリューションにより、市場とテクノロジーの変化に即応することができます」
Infinera
Infineraでクラウド・ネットワーク戦略と技術担当のシニアバイスプレジデントを務めるStu Elby氏は次のように述べています。「アリスタのCloudVisionと、InfineraのIntelligent Transport Networkの組み合わせは、プログラマブル・オプティカル・ネットワークのパワーを最大限に引き出し、ハイパフォーマンスかつ低レイテンシーの次世代のクラウド・ネットワーク・インフラを実現します。ハイパースケールのプログラマブル・オプティカル・トランスポートと、データセンターの自動化フレームワークを融合することで、サービスの提供を加速し、リソース使用率を最適化します」
Palo Alto Networks
Palo Alto Networksでビジネスおよび企業開発担当のシニアバイスプレジデントを務めるChad Kinzelberg氏は次のように述べています。「アリスタのCloudVisionはネットワークとセキュリティポリシーの自動化の範囲を拡大し、運用とスケーラビリティの面で大きなメリットがあります。俊敏性のあるネットワークを実現し、次世代のセキュリティをsoftware-definedインフラ全体に簡単に拡張できます」
Rackspace
RackspaceのCTO(最高技術責任者)、John Engates氏は次のように述べています。「Rackspaceは、OpenStack、VMware、Microsoftを基盤とするパブリック/プライベート/ハイブリッド・クラウド・ソリューションを構築し、お客様に提供しています。大規模なクラウドソリューションを管理するために必要なツールは、その重要性がますます高まっています。アリスタのEOSとCloudVisionでは、拡張性のあるネットワークを構築して可視化し、DevOps向けのツールも利用できるので、動的に変化するクラウドソリューションの要件を満たします」
Supermicro
Supermicroでセールス担当のシニアバイスプレジデントを務めるWally Liaw氏は次のように述べています。「Supermicroは、クラウド規模のコンピューティングインフラでの利用に最適なサーバー、ストレージ、ラックソリューションを多彩に取り揃えています。電力効率に優れたSupermicroの先進のグリーンコンピューティング・ソリューションやサーバー管理ソフトウェアに、アリスタのCloudVisionを利用したクラウドレベルの自動化を組み合わせることで、ITインフラ全体をエンドツーエンドで可視化して制御でき、インフラの拡張にも対応できます。データセンターのパフォーマンス向上と効率化によりTCOを削減し、SDDC向け、IaaS向け、パブリック/プライベートクラウドサービス環境向けのハイパーコンバージド・インフラを活用して、投資効果を長期的に高めることができます。
アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとコンピューティング環境に特化したSDCN(Software Driven Cloud Networking)ソリューション企業として設立されました。さまざまな受賞歴を誇るアリスタの先進の10/40/100GbEスイッチは、従来の概念を覆すスケーラビリティ、堅牢性、価格性能比を備え、全世界で3,000社を超えるユーザに採用され、300万ポートを超えるクラウド・ネットワーキング用のスイッチが導入されています。アリスタのプラットフォームの中核となるのは、先進のネットワーク・オペレーティング・システムであるEOSです。アリスタネットワークスの製品は、販売パートナー、システム・インテグレータ、リセラーを通じて、世界各地でご利用いただけます。
ARISTA、EOS、Splineは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。
追加情報 は https://www.arista.com/jp をご参照下さい。
プレスリリースに関するお問い合わせ先
Arista Networks, Inc.
Corporate Communications
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