統合 Wi-Fi 接続エッジでクライアントからIoT、クラウドまでのエクスペリエンスを最適化

2020年9月30日、カリフォルニア州サンタクララ発 ― アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、コグニティブ・キャンパスのポートフォリオに有線および無線ネットワークに対応する統合エッジ・イノベーションを加えることを発表いたしました。コグニティブ・キャンパスは、分析に基づく次世代アプローチにより、高度なセキュリティ、可視性、位置情報サービスを提供し、クライアントからクラウドまでのエクスペリエンスを最適化します。この新しいソリューションは、進化するエンタープライズ・ワークスペースと急増するIoT(Internet of Things)のオペレーション・エクスペリエンスを簡素化し、保護します。

IDCのエンタープライズ・ネットワーク担当シニア・リサーチ・アナリスト、Brandon Butler氏は次のように述べています。「企業のキャンパス・ネットワークには、リモート・ワークスペース、IoTデバイス、無数の高帯域幅低レイテンシー・アプリケーションがダイナミックに混在しています。無線および有線ネットワークにまたがる高度な管理システムで、AIに基づく分析、セキュア・アクセス、リアルタイム・テレメトリ、無線と有線に共通のダッシュボードを利用して、クライアントからクラウドまでの可視性を高めることができれば、企業にとって有利です。アリスタのコグニティブ・キャンパスは、アーキテクチャ、インフラストラクチャ、ソフトウェア管理ツールを1つにまとめて、最新のビジネス・ニーズをサポートします」

アリスタの統合エッジが対応する有線および無線ネットワークにまたがる新機能には、簡素化されたアーキテクチャ、無線および有線の新しい可視化ツール、新しいWi-Fi 6アクセス・ポイント、リモート・テレワーカー向け機能強化、接触追跡アプリケーション、セキュア・アクセスのインテグレーションがあります。

アリスタのコグニティブAIドリブン・アーキテクチャ

エンドユーザーとIoTデバイスをデータセンターとクラウドベース・アプリケーションに接続する次世代キャンパスでは、エンタープライズ・ネットワーク・エッジの重要性が高まっています。さまざまなIoTデバイスも急増しており、キャンパス・ネットワーク・エッジは有線と無線の両方のネットワークの新しい需要に対応する必要があります。企業は、このような統合エッジを管理するために、リアルタイムの詳細なデータセットを一元的に表示できる有線と無線の統一ビューを提供し、インサイトフルな提案をオペレーターに示すことのできる新しいタイプの管理アーキテクチャを必要としています。

CloudVision®は、強化されたコグニティブAIドリブン・アプローチに基づいてネットワークの推論と分析を行います。アリスタが先駆けて開発したコグニティブNetDBは、標準ベースのAPIを使用してリアルタイムのストリーミング・データを収集する状態ベースのクラウド・ホスト型ネットワークワイド・データベースであり、従来のネットワーク管理システムより大幅に強力なアプローチを提供します。コグニティブNetDB®は、有線および無線データに高度なAIと機械学習の技術を利用することにより、IoT、ユーザー(リモート、ブランチ、キャンパス)、エンドポイントの予防的な問題解決、セキュア・ワークフロー、可視性を実現します。

コグニティブ統合エッジ向けCloudVision

このコグニティブNetDBアーキテクチャは、アプリケーションのエクスペリエンス品質、予測ネットワーク保証、セキュア・オペレーションのインサイトフルな分析を支援します。次の新しいCloudVision機能があります。

  • 時系列データの異常検知。アプリケーション到達可能性、リソース使用率、デバイス状態モニタリングなどのイベントに関する予測警告に対応します。
  • コンプライアンス・ダッシュボード。既知のセキュリティ脆弱性やソフトウェアの不具合およびそれらがネットワーク資産に及ぼす潜在的影響を自動的に検出し、有線だけでなく無線インフラストラクチャの予防的なリスク評価を提供します。
  • Arista P-Tracer。指定した時間内のユーザーの位置情報を検出します。COVID-19時代の接触追跡に必要な情報を提供することができます。また、アリスタは主要な位置情報サービス・ベンダーと提携して以下の機能を提供します。
    • スマート・デバイス(スマートフォン、スマートウォッチ、ノートPC、タブレットなど)の追跡。
    • ヘルスケア・アセット追跡システムのインテグレーション。患者、スタッフ、訪問者の近接情報と、重要なヘルスケア・アセットの位置情報の分析とレポートを行います。

IoTvisionを使用したエンドポイントからエッジまでのネットワーキング

最新の大規模なキャンパス・ネットワークを管理する際の主な課題は、すべての接続デバイスに高いエクスペリエンス品質を確保することと、発生する問題を迅速に検知して追跡することです。そのためには、有線および無線ネットワークに接続しているデバイスを把握し、それらがどのような状態にあるか、適切にセグメント化されているかを確認する必要があります。

この課題を解決するために、CloudVisionはエンドポイント・エクスペリエンスの評価の概要を示す専用ダッシュボード、IoTvision™を採用しています。IoTvisionは最新のキャンパスに対応するように設計されており、ユーザーとエンドポイント・デバイスの情報がシンプルなビューにまとめて表示され、有線と無線に共通のモニタリングとトラブルシューティングを行うことができます。IoTvisionは重要なエンドポイント情報を収集して、1つのビューに見やすく表示するので、有線と無線の両方のネットワークの接続エンドポイントについて、エンドポイント・インベントリ、デバイス・タイプ、接続状態、トラフィック・パターン、エクスペリエンス品質をまとめて確認できます。

COVID-19時代のセキュア・アクセス

アリスタ・リモート・アクセス・ポイント・ソリューションは、新しいモバイル・リモート・ワークプレース(リモートワーカーのホーム・オフィス、臨時のワークスペース、リモート・ブランチ・オフィスなど)に統合エッジを拡張する機能を企業ユーザーに提供します。これには、セキュリティとネットワーク・アクセス制御の主要ベンダー各社との協力により、社内のリソースやアプリケーションへのシームレスなアクセスを提供する機能も含まれています。次のような新しい利点があります。

  • 投資保護 - Palo Alto Networks、Checkpoint、その他のサードパーティ・ファイアウォール・ベンダーの既存のセキュリティ・インフラストラクチャとシームレスに統合するので、別途コントローラや管理インフラストラクチャを追加する必要がありません。
  • シングル・サインオン・アクセス - OktaのSSOインフラストラクチャとの新しいインテグレーションにより、ネットワーク・アクセスとアプリケーションの両方にシングル・サインオンすることで、セキュリティ管理とエンドユーザー・アクセス管理が簡素化されます。
  • Aruba ClearPassとのインテグレーション - Aruba ClearPassとのネイティブ・インテグレーションにより、動的なロールベース・アクセス制御が可能になり、アリスタの有線および無線ネットワークのシームレスなセキュリティ適用と対応を実現します。
  • Forescout eyeSightとのインテグレーション - アリスタとフォアスカウトは、自動化したセキュリティ態勢評価、コンプライアンスと改善、および、ワークステーション、ノートPC、プリンタ、カメラ、その他のIoTデバイスの検出と分類を提供します。

Wi-Fi 6アクセス・ポイントの提供開始

アリスタは、企業の屋内外の高密度 Wi-Fi 環境に最適で、コスト効率と機能を備えた新しいWi-Fi 6アクセス・ポイント2製品の提供を開始しました。以下のアクセス・ポイントのご注文受け付けと出荷を開始しています。

  • C-230/E
    • エンタープライズ・クラスの6ストリームWi-Fi 6 APです。5 GHzと2.4 GHzの同時デュアルバンド無線、天井と壁用の設置オプションを備え、内蔵アンテナと外部アンテナの両方に対応します。
  • O-235/E
    • エンタープライズ・クラスの屋外用高耐久6ストリームWi-Fi 6 APです。5 GHzと2.4 GHzの同時デュアルバンド無線を備え、外部アンテナと内蔵アンテナの両方に対応します。

提供開始時期

コグニティブ機能の統合エッジ・スイートは、CloudVisionソフトウェア・サブスクリプションの一部として2020年第4四半期に一般提供を開始する予定です。

今回の発表について詳しく説明したJayshree Ullalのブログをこちらでお読みください。

アリスタのコグニティブ・クラウド・ネットワーキングのポートフォリオについて詳しくは、こちらをご覧ください。

アリスタネットワークスについて

アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとキャンパス環境に特化したSDCNコグニティブ Cloud Networking)ソリューション企業として設立されました。アリスタの受賞歴のあるプラットフォームは、CloudVision®と先進的なネットワーク・オペレーティング・システムであるArista EOS®によって、可用性、俊敏性、自動分析、およびセキュリティを提供します。詳細、については、www.arista.comを参照してください。

ARISTA、ColudVision、CloudEOSは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com.をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、コスト削減、性能、信頼性、効率セキュリティ機能に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、技術や市場の急速な変化、顧客要件と業界標準、市場、政治、経済、ビジネスに関する全般的な状況、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。

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