アリスタネットワークスがエンタープライズ向けコグニティブ・キャンパスのポートフォリオを拡充
高度なモジュール型アーキテクチャにより、クライアントからクラウドまでのエクスペリエンスを最適化
2020年11月2日、カリフォルニア州サンタクララ発 ― アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、コグニティブ・キャンパスのポートフォリオを拡充することを発表いたしました。これにより、高度なセキュリティ・ソリューションや簡素化された自動化ワークフローに対応する、新しい750シリーズのモジュール型筐体などの新プラットフォームが追加されます。このような新製品は、最新のクラウド・ネットワーキングの原則を基盤に、エンタープライズ・ワークスペースに効率の向上と運用コストの削減をもたらします。
コグニティブ・キャンパス製品の拡大
現在のキャンパス・ネットワークは、Wi-Fi 6アクセス・ポイントやモバイル・テクノロジー、IoT(モノのインターネット)デバイスなど、増え続ける多様なエンドポイントをサポートするために進化を続けています。このような傾向が、25Gおよび100Gワイヤーレート・アップリンクを伴った5Gおよび10Gの接続性を提供するための、ネットワーク・インフラストラクチャによる高度なパフォーマンスと電源効率を求めるニーズに拍車をかけています。10Gから40Gへの移行にはケーブルの交換による多額の費用がかかり、簡単には移行できませんが、25Gであればコスト効率は高く、また100Gなら最高のパフォーマンスが得られます。
アリスタは、このような課題に対処するため、750シリーズ・システムと96ポートの720シリーズを市場に投入しました。750シリーズは、初の100G対応の高密度1G~10Gモジュール型PoE (Power over Ethernet)スイッチで、セキュリティ、最新のIoT、およびリアルタイム・テレメトリのために開発されました。
ShotSpotter Inc.の情報システム責任者David Halliday氏は、次のように述べています。「ShotSpotterは、銃器による暴力の防止および削減に役立つ、リアルタイムの銃声検知および高精度治安維持ソリューションです。当社にとって回復力とパフォーマンスは大変重要です。人命がかかっているのです。アリスタのコグニティブ・キャンパス・ソリューションは、当社のインシデント・レビュー・センターとオフィスに最先端のスイッチングを提供します。これらのエンタープライズ・スイッチは、当社に卓越した可用性と最先端のパフォーマンスを提供し、既存のデータセンター・インフラストラクチャともスムーズに統合されます」
データの機密性を提供する広範な暗号化
キャンパスは、閉じたオフィスからスマート・ワークスペースへと変貌し、共同体が共有するコラボレーションの場となりました。そのため、境界におけるセキュリティから、エンドツーエンドまでを暗号化するセキュリティへと、そのニーズが変わってきました。キャンパス・ネットワークでは、サードパーティのIoTまたはBYOD (Bring Your Own Device)によるスヌーピングを回避するため、安全なセグメント化と専用の暗号化を使うゼロトラスト・モデルを必要とします。
アリスタの750シリーズは、業界標準をベースとするMACsec暗号方式とEVPN/VXLANのセグメント化を使用して、セキュリティをサポートします。10Mbから10Gまでのあらゆるアクセス・ポートが256ビットの暗号化をサポートし、デバイス間の通信を安全にします。また、すべてのスーパーバイザ・アップリンクでも、エンタープライズ・ネットワークへの接続を安全にするために暗号化をサポートしています。
コグニティブPoE機能
750シリーズが提供するコグニティブPoE機能は多様です。これに含まれる継続的かつコンカレントな動的PoEは、増加するユーザー、デバイス、エンドポイント、およびIoTシステムに対応する次世代キャンパス展開において極めて重要な機能です。
750シリーズのイノベーション
お客様には次のような利点があります。
- 400Gのアップリンクによる予測可能なパフォーマンスと将来の拡張性に優れたアーキテクチャ
- ビデオ会議やリアルタイム・アプリケーションに適した、低ジッタの一貫したレイテンシー
- 独立したスイッチングとコントロール・プレーンによる、これまでにないレベルの回復力
- DANZ Monitoring FabricとAwake NDR (Network Detection and Response)を組み合わせたFlowTrackerによる広範なオブザーバビリティ
コグニティブ・キャンパス設計を簡素化
依然として、今日のエンタープライズ・ワークスペースをサポートするネットワークは、多数のプラットフォーム、OS、既存のベンダーの独自機能およびネットワーク管理ツールによって複雑化しすぎています。IoTの拡大、マルウェアの影響、COVIDによる働き方の変化などの新しいトレンドがある中で、このようなブラウンフィールド・ネットワークは、こうしたトレンドに対処する広範なセキュリティまたは運用の俊敏性を持たないことから、刷新の必要に迫られています。
アリスタのコグニティブ・キャンパスは、ユーザーと事業者のエクスペリエンスを向上するリアルタイムのデータ・ドリブン型分析を基盤として、有線および無線のキャンパス・アクセスを統合するAIドリブン型アプローチです。アリスタのコグニティブ・キャンパスは、標準ベースのアリスタのユニバーサル・クラウド・ネットワーク(UCN)アーキテクチャの上に構築されています。このアーキテクチャの基盤にあるのが、複数のネットワーク・ドメインに一貫した運用を提供できる、実績のあるArista EOS® (Extensible Operating System)コントロール・プレーンとCloudVision®管理プレーン・ソフトウェアです。
提供開始時期
Arista 750シリーズおよび720シリーズ96ポートのスイッチは、2020年第4四半期に出荷されます。
- CCS 750シリーズの特長
- 100Gのアップリンクを装備し、合計で400Gの容量を提供する、初のモジュール型キャンパス・システム
- 投資保護を長期に提供する、高密度1G~10Gおよび90WのPoE
- わずか7ラック・ユニットで、5枚のラインカードを持つ最大240ポートをサポートする5スロット・システム
- わずか10ラック・ユニットで、8枚のラインカードを持つ最大384ポートをサポートする8スロット・モデル
- あらゆるレベルでの回復力
- CCS 720シリーズの96ポートの特長
- 固定構成の1Uシステムを超える容量を60W PoE装備の96 mGigポートで提供
- 最新のキャンパスに、25Gおよび100Gのアップリンクをより簡素な展開で提供
今回の発表について詳しく説明したAndy Bechtolsheimのブログをこちらでお読みください。
アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとキャンパス環境に特化したSDCNコグニティブ Cloud Networking)ソリューション企業として設立されました。アリスタの受賞歴のあるプラットフォームは、CloudVision®と先進的なネットワーク・オペレーティング・システムであるArista EOS®によって、可用性、俊敏性、自動分析、およびセキュリティを提供します。詳細、については、www.arista.comを参照してください。
ARISTA、ColudVision、CloudEOSは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com.をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、コスト削減、性能、信頼性、効率セキュリティ機能に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、技術や市場の急速な変化、顧客要件と業界標準、市場、政治、経済、ビジネスに関する全般的な状況、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。
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