アリスタネットワークス、400Gをエンタープライズおよびクラウド・ユーザーに拡張
次世代の7050Xと7060Xはパフォーマンスが2倍に向上
2021年11月9日、カリフォルニア州サンタクララ発 -- データ・ドリブン型ネットワーキングのリーダーであるアリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、広く普及している7050Xおよび7060Xシリーズの次世代製品を発表いたしました。これにより、あらゆる規模の企業が、400Gネットワークに移行する際にパフォーマンスとコストの面でメリットを得られます。
新たに導入される7050X4と拡充される7060XシリーズをArista 7280R3/7800R3と組み合わせ、Arista EOSを使用して単一のイメージでネットワーク全体に対応しつつ、総合的で一貫性のある400G向けソリューションをネットワークのすべての階層で提供し、誰もが400Gを使えるようにします。これらの新製品は、メディアおよびエンターテインメント、ストリーミング動画、ストレージ向けの次世代ネットワークの提供や、ネットワーク階層のフラット化を加速させて、パフォーマンスを向上させ、複雑さを軽減します。
クラウドのパフォーマンスを向上
OCP 2021において発表された、まったく新しいArista 7388X5は、7368X4のモジュール型システムのイノベーションを引き継いでいます。また、OCP Minipack2の仕様に準拠していて、パフォーマンスは2倍になり、電力効率は30%向上しています。Arista 7388X5の目的は、MetaのMinipack2と同じく、200Gおよび400Gの高密度リンクをサポートすることです。アリスタは、機能強化したオペレーティング・システムを提供し、クラウド・ネットワーク・デザインの簡素化という運用効率面のメリットによって、さらなるユースケースをサポートします。
Arista 7060X5システムは、リーフ/スパイン・アーキテクチャ向けの高密度400Gに対応していて、低消費電力で次世代レベルのパフォーマンスを提供するとともに、最新のBroadcom 25.6Tbpsシリコンを利用しています。7060DX5-64Sは2Uに400Gを最大64ポート搭載でき、10.6Bppsを実現するので、100G、200G、400Gの環境で柔軟に使用できます。
「あらゆる規模の企業が、下位互換性を犠牲にすることなく段階的に強化される、次世代の400Gシステムに関心を示しています。Arista 7050X4と7358X4は、Broadcom Tridentのチップセットを基盤としてこれまで構築されてきたシステムの最新製品であり、この10年間でパフォーマンスが20倍向上しました」と、アリスタの最高執行責任者、Anshul Sadanaは述べています。
400Gのイノベーションをエンタープライズに導入
7050X4は、パフォーマンスを向上させ、帯域あたりのコストを低減させつつ、測定やテレメトリに関して豊富で一貫性ある機能と重要な強化を提供します。大企業やサービス・プロバイダーは、400G 32ポートの7050X4シリーズや100G 128ポートまたは400G 32ポートの7358X4シリーズを使用して、400Gのポテンシャルをフル活用できます。これらの新しいシステムは、既存のアーキテクチャに支障をきたすことなく円滑にパフォーマンスを向上させ、前世代に比べてネットワーク容量を4倍に増やします。7358X4の部品はすべてフィールド交換可能なので、展開が簡素化され、Arista 7368X4シリーズと同じ共通の機器やモジュールを使用できます。4RUに400Gを最大32ポート搭載し、柔軟性に優れた「Pay as You Grow(規模の拡大に応じて支払う)」で400Gデータセンター・ネットワークへの移行を促進します。
7050X4と7358X4は次の機能を備えています。
- 輻輳のホットスポットをリアルタイムで検出し、対処する拡張ネットワーク・テレメトリ
- RoCEとNVMEoFのワークロードに合わせてチューニングされたトラフィック管理の機能強化
- 高性能コンピューティングへの移行を容易にする10G~400Gのサポート
価格と提供開始時期
新しい7050X4および7358X4は、2022年第1四半期に提供開始予定です。7050X4は、1RUに400G OSFPまたはQSFP-DD 32ポートをサポートする2種類のポート構成から選択できます。7358X4モジュール型システムは、25G、100G、400Gポートから選択できます。
Arista 7060X5および7388X5は、以下のいずれかのフォーム・ファクタで、7060X4および7368X4からパフォーマンスが2倍になります。
- 2Uボックス型に400G 64ポート、または4Uモジュール型システムに200G 128ポート
- ネットワーク基数を2倍に増やす、または200Gへの移行が可能
7388X5および7060X5は、2022年上半期に提供開始予定で、現在は顧客テスト中です。価格は400Gあたり1,800ドルです。
今回の発表について詳しく説明したクラウド、プラットフォーム製品管理、およびシステム・エンジニアリング担当バイスプレジデント、Martin Hullのブログをこちらでお読みください。
アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンター、キャンパス環境、ルーティング環境向けのデータ・ドリブン型ネットワーキングをクライアントからクラウドまで展開するソリューションの業界リーダーです。アリスタの受賞歴のあるプラットフォームは、CloudVision®と高度なネットワーク・オペレーティング・システムであるArista EOS®を通じて、可用性、俊敏性、自動、分析セキュリティを提供します。詳細、については、www.arista.comを参照してください。
ARISTA、EOS、CloudVision、NetDL、AVAは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com.をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、アリスタの製品とサービスの性能、機能に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、技術や市場の急速な変化、顧客要件と業界標準、市場、政治、経済、ビジネスに関する全般的な状況、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。
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