AVAソリューションでネットワークとセキュリティのギャップを解消

2022年2月23日、カリフォルニア州サンタクララ発 -- データ・ドリブン型ネットワーキングのリーダーであるアリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、キャンパス向けの720XPシリーズ・スイッチで組み込みのセキュリティおよびパケット解析機能を提供することを発表いたしました。NDR(ネットワーク脅威検知・対応)機能をArista EOSベースのスイッチ自体に組み込むことにより、最新のコグニティブ・キャンパスで可視化と脅威検知が強化されます。このセキュアなインフラストラクチャを使用すれば、外付けのネットワーク・セキュリティ製品を追加しなくても、既存のヒューマン・ワークフローを最適化し、リスク低減の自動化を推進できます。

TAG Cyber社の最高経営責任者で、ニューヨーク大学の研究教授も務めるEdward Amoroso博士は次のように述べています。「ネットワーク・インフラストラクチャ・プロバイダーとして高い評価を受けているアリスタは、ネットワークのコアにセキュリティを組み込むのに適した立場にあります。ディープ・ラーニングや確率伝播法、自然言語処理などの人工知能技術をスイッチから直接キャプチャするデータに提供すれば、ユーザーのネットワーク・セキュリティを大幅に簡素化できるでしょう。私自身、セキュリティ業務に従事したことがあるので、セキュリティ強化のための運用上の負担を回避できることは非常に魅力的です」

Arista AVAを活用した高精度のNDR

このAIドリブンNDRはAVA™(Autonomous Virtual Assist)を搭載しており、AVA SensorsとAVA Nucleusという2つの主要構成要素を備えています。AVA Sensorsは各種フォーム・ファクタに対応し、これまでのスタンドアロン・アプライアンスから仮想ワークロード、クラウド・ワークロードに加え、キャンパスPower over Ethernet(PoE)スイッチもサポートするようになりました。これらのセンサーは「適切」なディープ・パケット・データをキュレートし、AVA Nucleus(オンプレミスとSaaSの両方の形態で提供)に転送します。アリスタのNDRは、シンプルなスイッチ・ソフトウェア・アップグレードで利用でき、スイッチのパフォーマンスや信頼性への影響を最小限に抑えながら、次の機能を提供します。

  • 高度な可視化:管理対象のデスクトップとワークステーション、管理対象外の契約業者、サプライチェーン、クラウド、IoTワークロードなど、すべてのユーザー、アプリ、デバイスについて、悪意のある動作の検知、プロファイリング、追跡を行います。
  • 動作分析に基づいてこれらのエンティティを相関付けてエンティティ中心のビューを構築し、セキュリティ・アナリストの脅威検知ワークフローを整理します。
  • リアルタイムの状況認識:セキュリティ・アナリストが脅威の全体的な状況と攻撃の範囲を把握し、インテリジェントでリスクに基づいた意思決定ができるようにします。
  • AIドリブンの脅威検知:既知の侵害インジケーターだけでなく潜在的な攻撃の戦術、技術、手順を検知するプラットフォームで、ネットワークの脅威検知と対応を自動化します。
  • マネージドNDR:アリスタのNDRプラットフォームの機能と、数十年の経験を生かしたAwake Labsの高度なスキルを持つ人材により、ユーザーの24時間365日のセキュリティ運用、脅威検知、インシデント対応のプログラムを強化します。

アリスタのサイバーセキュリティおよびCISO担当副社長兼ゼネラル・マネージャーであるRahul Kashyapは次のように述べています。「多くの組織にとってネットワーク・セキュリティが継続的な課題となっている一因は、ネットワーク・インフラストラクチャ・レベルのハードウェア展開と構成の変更が必要となるからです。セキュリティ・チームはこれまで、ネットワークが独自の観測点となることを認識していても、ネットワークの可視化と継続的な運用コストのトレードオフを余儀なくされていました。アリスタは、NDR機能をスイッチング・インフラストラクチャ自体に組み込むことで、検知と対応の両方の所要時間を短縮して組織のリスクを軽減するセキュリティ内蔵ネットワークを実現します」

従来のNetFlowベースのソリューションは、可視化の深度が限られており(ポート、IPアドレス、基本的なプロトコル情報)、最新のデバイスや脅威を特定するコンテキストが不足しています。これに対し、AVA Sensorsはアプリケーション層データも含めたフル・バケット解析を行うことで、自動および手動の脅威検知を可能にしています。このようなイノベーションにより、アリスタのNDRは、KuppingerColeの2021年のリーダーシップ・コンパス・レポートにおいてネットワーク脅威検知・対応のリーダーに選出されました。また、AI Breakthrough Awardの最優秀AI搭載サイバーセキュリティ・ソリューションも受賞しました。

AVAの提供時期

これらの新機能は、2022年3月に早期試用を実施し、2022年第2四半期に一般提供を開始する予定です。

今回の発表について詳しく説明した社長兼CEO、Jayshree Ullalのブログをこちらでお読みください。

アリスタネットワークスについて

アリスタネットワークスは、大規模なデータセンター、キャンパス環境、ルーティング環境向けのデータ・ドリブン型ネットワーキングをクライアントからクラウドまで展開するソリューションの業界リーダーです。アリスタの受賞歴のあるプラットフォームは、CloudVision®と高度なネットワーク・オペレーティング・システムであるArista EOS®を通じて、可用性、俊敏性、自動、分析セキュリティを提供します。詳細については、https://www.arista.comを参照してください。

ARISTA、EOS、CloudVision、AVAは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com.をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、アリスタの製品とサービスの性能、機能に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、技術や市場の急速な変化、顧客要件と業界標準、市場、政治、経済、ビジネスに関する全般的な状況、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。

 

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