メディアとエンターテインメントのマルチキャスト・ワークフローを超高速でスイッチング

2022年4月19日、カリフォルニア州サンタクララ発-- アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、メディア・エンターテインメント分野のお客様がご利用になる高性能スイッチド・ネットワークをサポートするために、Arista EOS®(Extensible Operating System)とCloudVision®ソフトウェアの拡張を発表いたしました。Media Control Service(MCS)は、放送のワークフローをアリスタのネットワーク・ファブリックに追加し、オーディオおよびビデオ・ストリームの確立を高速化します。

スイッチングの遅延ほぼゼロを目指す競争の中で、生放送や放送スタジオのコンソールのオペレーターは、ボタンを押した瞬間にスイッチングが実施されることを求めています。MCSを利用すると、大規模な放送インフラストラクチャでも、そのような目標の達成に近づくことができます。MCSは、アリスタのスイッチング・プラットフォームと連携して、リアルタイムのオンプレミス・ネットワークやリモート・プロダクション・ネットワークのセキュリティ、パフォーマンス、予測可能性を向上させ、シリアル・デジタル・インターフェイス(SDI)からIPスイッチングへの移行を支援します。

MCSとアリスタのブロードキャスト・ソリューション・パートナーの連携によって、放送局や放送スタジオ事業者のために保証された稼働率とパフォーマンスを実現し、高品質のコンテンツを提供することが可能になります。MCSをサポートするエンドツーエンドのソリューションは既に提供されており、引き続き拡張予定です。

Imagine Communicationsのネットワーキングおよびインフラストラクチャ担当CTO、John Mailhot氏は次のように述べています。「Imagine Communicationsとアリスタの開発チームの共同作業により、Arista Media Control Service APIを当社のMagellan Control Systemに組み込むことができ、大変喜ばしく思っております。アリスタと連携して、このように価値の高いソリューションを今後もお客様にご提供できることを楽しみにしています」

Arista Media Control Service

Arista MCSはライセンス方式のソフトウェア・サービスで、Arista EOSとNetDL™の状態ベースのデータ・ドリブン型アーキテクチャを基盤としています。帯域幅が保護されたマルチキャスト・フローをアリスタのIPトポロジ全体にわたって動的にプログラミングするためのAPIを提供し、さらに、効率的かつ確定的な方法で連携するイベント通知とタリーを実現します。また、CloudVisionと併用することで、自動検出、ネットワーク・ファブリックのスケジューリング、経路のプログラミング、リアルタイムのネットワーク分析、マルチキャスト・モニタリング、超低遅延スイッチング制御を提供します。これにより、非常に要求が厳しい生放送のイベントや正時の番組のスイッチングをシームレスに実施できます。

Lawo AGのメディア・インフラストラクチャ担当シニア・プロダクト・マネージャー、Stephan Türkay氏は次のように述べています。「Arista MCSとのインテグレーションにより、Lawo VSMは多様な規模とアーキテクチャにおけるSMPTE 2110ファブリックへのアクセスを強化できました。Arista MCSとCloudVisionがIPブロードキャスト・ファブリックの経路探索、帯域幅の割り当てと管理などの欠かせない機能を提供し、VSMがこれらを取り入れて、機能豊富なハイブリッドIP、マルチベンダーの包括的な信号ルーティング・ソリューションを構築しました」

メディア・ネットワークやブロードキャスト・ネットワークのスピード、規模、信頼性、パフォーマンスの向上というニーズに順応できなかった第一世代のIPベース・アプローチを、MCSとのインテグレーションを通じて、大幅に改善することが可能です。

既存のIPファブリックに適用されている単純なQoSポリシー・ベースのソリューションと異なり、MCSはインテリジェントで確定的なアルゴリズムを利用し、EOS NetDLが提供する一元化された状態サービスやイベント・サービスを使って、マルチキャスト・ワークフロー向けのエンドツーエンドの接続をオーケストレーションします。

価格と提供開始時期

MCSは、多彩なArista 7000シリーズ 10/25/40/50/100/400Gイーサネット・スイッチを含む、アリスタのEOSベースのプラットフォームすべてでサポートされています。アリスタのエンタープライズ、クラウド、サービス・プロバイダーのお客様がこれらのスイッチを世界中で使用し、効率性と信頼性に優れたインフラストラクチャを提供しています。

アリスタネットワークスについて

アリスタネットワークスは、大規模なデータセンター、キャンパス環境、ルーティング環境向けのデータ・ドリブン型ネットワーキングをクライアントからクラウドまで展開するソリューションの業界リーダーです。アリスタの受賞歴のあるプラットフォームは、CloudVision®と高度なネットワーク・オペレーティング・システムであるArista EOS®を通じて、可用性、俊敏性、自動、分析セキュリティを提供します。詳細、については、www.arista.comを参照してください。

ARISTA、EOS、CloudVision、NetDLは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com.をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、アリスタの製品とサービスの性能、機能に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、技術や市場の急速な変化、顧客要件と業界標準、市場、政治、経済、ビジネスに関する全般的な状況、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。

 

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