エンタープライズ向けの革新的なルーティング・テクノロジーとプラットフォーム、次世代クラウド・トランジット、ハンズフリーのプロビジョニングと自動化

2023年3月21日、カリフォルニア州サンタクララ発 -- アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、Arista WAN Routing Systemを発表いたしました。エンタープライズクラスのルーティング・プラットフォーム、キャリアニュートラル/クラウドニュートラルのインターネット・トランジット機能、CloudVision® Pathfinder Serviceという3つの新しいネットワーキング機能を組み合わせた本製品は、お客様の広域通信網(WAN)の簡素化と向上を実現します。Arista WAN Routing Systemは、アリスタのEOS®ルーティング機能とCloudVision管理を基盤とし、フェデレーションに対応したソフトウェア主導型の最新WANを実現するためのアーキテクチャ、機能、プラットフォームを提供します。

Arista WAN Routing Systemの導入により、クライアントからキャンパス、データセンター、マルチクラウドまで、企業のあらゆるネットワーク・ドメインに対して、単一のEOSインスタンス、一貫した管理プラットフォーム、最新の運用モデルを使い、一貫性のあるネットワーキング・アーキテクチャを展開できます。

最新のWAN管理、プロビジョニング、最適化

Arista WAN Routing Systemの新しい構成要素の1つであるCloudVision Pathfinder Serviceは、最新のWAN管理とプロビジョニングを提供し、すべてのネットワーク伝送ドメインの可視化とオーケストレーションに対応した運用モデルをもたらします。これにより、旧来のCLI設定から、設定とトラフィック・エンジニアリングの生成、テスト、展開を自動的に行う新しいモデルへの転換が可能になり、自己回復型ネットワークを実現できます。さらに、クライアントからキャンパス、クラウド、データセンターまで、ネットワーク全体を可視化することができます。

WAN Dynamicsの最高技術責任者であるJason Gintert氏は、次のように述べています。「当社は、エリート・パートナー兼アリスタ認定サービス・プロバイダー(ACSP)としてArista EOSとCloudVisionを何年も使用しており、本番環境におけるArista WAN Routing Systemのテストを数四半期にわたって行ってきました。このシステムのソフトウェア品質と機能は、エッジ、キャンパス、データセンター、クラウド、SaaS環境が混在する今日の分散アプリケーション・アーキテクチャを採用しているエンタープライズ・ネットワーク・アーキテクチャに最適です」

アリスタのWANプラットフォームのポートフォリオ

エンタープライズWANには、キャンパス、データセンター、エッジのネットワークだけでなく、さまざまなアップストリーム・キャリアおよびインターネットベース・サービスとも相互接続する新しいプラットフォームが必要です。クラウド接続のためのCloudEOSに加え、Arista EOSを搭載する新しいArista 5000シリーズWANプラットフォームは、エンタープライズクラスWANのエッジおよびアグリゲーションの要件に適合する高性能制御とデータ・プレーン・スケーリングを提供します。Arista 5000シリーズは、1/10/100GbEインターフェイスと柔軟なネットワーク・モジュールをサポートし、高いVRFおよびトンネル・スケールで5Gbから50Gbpsの双方向AES256暗号化トラフィックを配信できるため、次のようなさまざまなユースケースのアグリゲーションと重要サイト相互接続の基準を確立します。

  • アグリゲーションおよび高性能エッジ・ルーティング – Arista 5500 WAN Systemは、最大50Gbpsの暗号化トラフィックをサポートし、データセンター、キャンパス、高性能エッジ、物理トランジット・ハブのアーキテクチャに最適です。
  • 柔軟なエッジ・ルーティング – Arista 5300 WAN Systemは、大容量エッジ接続、および最大5Gbpsの暗号化トラフィック・パフォーマンス・レートでのWANロケーションからマルチキャリア5G高速インターネット接続へのトランジションに適しています。
  • スケーラブルな仮想ルーティング – Arista CloudEOSは、アリスタの他のWANシステムと同じ機能を実装する、バイナリ整合性のある仮想マシンです。キャリアニュートラルなトランジット・ハブ施設への展開や、スケールアウト型の暗号化ターミネーション機能の実現によく使用されています。
  • パブリック・クラウド・エッジ・ルーティング – Arista CloudEOSは、各種パブリック・クラウド・マーケットプレイスからも展開でき、包括的なWAN Routing Systemの一部としてクラウド・トランジット・ルーティング機能およびクラウド・エッジ・ルーティング機能を提供します。CloudEOSは、AWS、Azure、Google Cloud、Platform Equinixから使用可能です。
  • CPEマイクロ・エッジ – 完全に統合され、動的に設定されたアダプティブなArista WAN Routing Systemプラットフォームに加え、Arista Micro Edgeで小規模サイトのWAN Routing Systemとの相互運用性も実現でき、シンプルなダウンストリーム接続オプションを提供します。

クラウドニュートラルおよびキャリアニュートラルなトランジット・ハブ

Arista WAN Routing Systemは、旧来のWANコアの新しい実装となるトランジット・ハブも採用しています。トランジット・ハブは、キャリアニュートラルおよびクラウドニュートラルな施設に展開する物理または仮想ルーティングWANシステムであり、高密度の電気通信相互接続を実現します。

アリスタは、Equinixと協力して、Equinix International Business Exchange™(IBX®)データセンターにグローバル展開可能なArista WAN Routing Systemの仮想および物理実装を開発しました。これにより、お客様は、マルチキャリアおよびマルチクラウドのトランジット・オプションを利用して分散WANコアにアクセスできます。これらはすべて、CloudVision Pathfinder Serviceを介してプロビジョニングされます。

Equinixのエッジ・インフラストラクチャ・サービスのグローバル責任者であるZachary Smith氏は、次のように述べています。「アリスタのPathfinderは、EquinixのNetwork Edgeサービス、Equinix Metalサービス、Equinix Fabricサービスを使用してスケーラブルなルーティング・アーキテクチャを提供し、お客様のクラウドニュートラルおよびキャリアニュートラルなネットワーキングを加速します。Pathfinderでは、単一の仮想展開からマルチテラビットのグローバル分散コアまでのスケーリングをソフトウェアで実行し、ネットワークの状態の変化に応じてパスを再割り当てできます。これはネットワーク機能や自己回復の大きな進化です」

価格と提供開始時期

Arista WAN Routing Systemは、現在お客様環境での試用および展開を実施中で、一般発売は2023年夏の予定です。Arista WAN Routing Systemには、以下の構成要素が含まれます。

  • Arista 5510 WAN Routing System。高性能アグリゲーション、トランジット・ハブ導入、重要サイト・ルーティング向けです。価格は77,495ドルからです。
  • Arista 5310 WAN Routing System。高性能エッジ・ルーティング向けです。価格は21,495ドルからです。
  • Arista CloudEOSソフトウェア。仮想マシン・フォーム・ファクタでのトランジット・ハブおよびスケールアウト・ルーティング向けです。
  • Arista CloudEOS。パブリック・クラウドから提供されます。クラウド・エッジおよびクラウド・トランジット・ルーティング向けです。AWS、Azure、Google Cloud Platform、Platform Equinixで使用可能です。
  • CloudVision Pathfinder ServiceおよびCloudVisionのArista WAN Routing System向けサポート。現在、実地試験中で、一般発売は2023年下半期の予定です。

Arista WAN Routing Systemの詳細

今回の発表について詳しく説明したクラウド・ネットワーキング・ソフトウェア担当バイス・プレジデント兼ゼネラル・マネージャー、Doug Gourlayのブログをこちらでお読みください。提供されるさまざまなテクノロジーとイノベーションの紹介については、製品およびエンジニアリングのリーダーによるこちらの動画をご覧ください。

アリスタネットワークスについて

アリスタネットワークスは、大規模なデータセンター、キャンパス環境、ルーティング環境向けのデータ・ドリブン型ネットワーキングをクライアントからクラウドまで展開するソリューションの業界リーダーです。アリスタの受賞歴のあるプラットフォームは、先進的なネットワーク・オペレーティング・スタックを通して可用性、俊敏性、自動化、分析、およびセキュリティを提供します。詳細については、www.arista.comを参照してください。

ARISTA、EOS、CloudVision、NetDL、AVAは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com.をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、アリスタの製品とサービスの性能、機能に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、技術や市場の急速な変化、顧客要件と業界標準、市場、政治、経済、ビジネスに関する全般的な状況、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。

 

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