アリスタネットワークス、最新のキャンパス・ネットワーク向けスタッキングを発表
柔軟なスタッキングで従来の独自規格オプションに挑戦する革新的なアプローチ
2024年12月3日、カリフォルニア州サンタクララ発 — クラウドおよびAIネットワーキング・ソリューションのリーディング・プロバイダーであるアリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、スケーラビリティと耐障害性に優れたキャンパス・ネットワークをお客様が構築できるようにするイノベーションを発表いたしました。アリスタは、Arista EOS®にスイッチ・アグリゲーション・グループ(SWAGTM)機能を導入します。この機能では、業界標準のイーサネットを使用して単一のIPアドレスで個々のスイッチをグループ化して管理できます。また、Arista CloudVision®リーフ/スパイン・スタック(LSS™)管理では、単一のネットワーキング・クローゼット内またはキャンパス全体のスイッチの論理スタックを一括管理できます。Arista EOS、SWAG、CloudVision LSSは、独自規格のスタッキング・プロトコルと設計上の制約からお客様を解放するとともに、ネットワークのトポロジと運用に広範な柔軟性を提供します。
効果的なネットワーク運用を妨げる従来のスタッキング
これまでは、スイッチのグループを集約的に管理するという目標を達成するには、スタッキングが唯一の選択肢でした。しかし、既存のスタッキング・ソリューションは、単一のIPと共通のCLIインターフェイスを提供するために独自規格のケーブルとプロトコルに依存しています。また、このようなシステムでは、お客様が特定のハードウェアに縛られ、アップグレードが複雑になり、ネットワーク設計がリング型またはチェーン型のトポロジに制限され、限られたスイッチング・クローゼットの範囲内でしか運用できません。そのため、柔軟性の欠如、運用の複雑さ、コストの増加という問題があります。
スイッチ・アグリゲーション・グループ(SWAG)の導入
アリスタは、リンクレベル・アグリゲーション・グループのパイオニアとして、マルチシャーシ・リンク・アグリゲーション・グループ(MLAG)でデータセンター・ネットワーキングに耐障害性をもたらしました。その経験に基づき、SWAGは単一のIPアドレスを使用してキャンパス・スイッチのグループを管理するという課題に対処します。この重要なイノベーションにより、Arista EOSのモジュール型シャーシ・ソフトウェア・アーキテクチャが拡張され、単一のIPアドレスで個々のスイッチのグループを管理できるようになります。このアプローチは、アリスタのユニバーサル・リーフ/スパイン設計や従来のリング型、チェーン型など、柔軟なネットワーク・トポロジもサポートしているため、既存のキャンパス・スタッキング環境から簡単に移行できます。さらに、SWAGでは、独自規格のスタッキング・ケーブルではなく、標準的なイーサネット・ケーブルと光ファイバーを使用するため、お客様は一貫性のあるオープンな最新の運用モデルを活用できます。SWAGは、アリスタのキャンパス・スイッチのEOS機能となります。
Steelcase社のリード・ネットワーク・アーキテクト、Kevin Sanders氏は次のように述べています。「IPアドレスは環境における希少な資源です。EOSとCloudVisionをベースとするアリスタのモダナイズされたスタッキング・ソリューションは、CLIのオプションと業界最高水準の柔軟性を提供し、単一のIPアドレスでスタック内の最大16台のスイッチを管理できます。これにより、IPアドレスの消費が桁違いに削減され、追加のネットワーク管理ツールやセキュリティ・ツールにかかる運用コストのTCOが大幅に削減されます。さらに、イノベーションと顧客満足に対する継続的な注力により、アリスタは業界における当然の選択となります」
Arista CloudVisionによるリーフ/スパイン・スタック(LSS)の管理
アリスタは、CloudVisionのリーフ/スパイン・スタック(LSS)管理により、単一の論理管理プレーン・アプローチでスタックの運用上の利点を提供します。従来のようにスイッチを物理的にスタックする必要はありません。代わりに、お客様は、リング型やチェーン型のトポロジに限定されず、標準ベースの最新のリーフ/スパイン・アーキテクチャで、スイッチの論理スタックに対する柔軟なネットワーク運用を行うことができます。この論理スタックを使用すると、オペレーターは単一のアクセス・ポッドから拡張して、実世界の構造(2台のスイッチ、ワイヤリング・クローゼット、スイッチのフロア、建物、キャンパス全体など)を表す階層モデルでスイッチを編成できます。これにより、LSSは、階層のあらゆるレイヤに対し、プロビジョニング、テレメトリ、コンプライアンス、ヒットレス・アップグレード、構成管理、セグメンテーション、AIドリブン型のインサイトなどの幅広いCloudVision機能を提供します。重要なのは、CloudVisionによって、スタンドアロン・スイッチ、従来のアリスタのMLAG設計、モジュール型シャーシ、SWAGなど、お客様が必要とするトポロジでネットワークを設計できることです。
Nature Fresh FarmsのITおよびセキュリティ担当バイス・プレジデント、Keith Bradley氏は次のように述べています。「当社のような大規模で複雑なキャンパス・ネットワークでは、効率的な運用のために確立されたプロセスとツールが必要です。アリスタの柔軟性の高いネットワーク・スタッキング・アプローチでは、CloudVisionとCLIの両方の管理オプションが提供され、現在の運用モデル、プロセス、プラクティスを維持しながら、簡単にキャンパスをアリスタに移行できます」
アリスタのCloudVision LSS管理とEOS SWAGを組み合わせることで、運用を簡素化し、ダウンタイムを排除し、コストを削減する、広範なマルチドメインの最新の運用スタッキング・アプローチを実現できます。
今回の発表について詳しく説明したアリスタのCEO兼会長、Jayshree Ullalのブログをこちらでお読みください。これらのテクノロジーと機能について詳しく知りたい方は、こちらからWebセミナーに登録してご参加ください。
アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンター、キャンパス環境、ルーティング環境向けのデータ・ドリブン型ネットワーキングをクライアントからクラウドまで展開するソリューションの業界リーダーです。アリスタの受賞歴のあるプラットフォームは、先進的なネットワーク・オペレーティング・スタックを通して可用性、俊敏性、自動化、分析、およびセキュリティを提供します。詳細については、 www.arista.comを参照してください。
ARISTA、AGNI、AVA、CloudVision、CV UNO、EOS、NetDL、Universal Network Observabilityは、世界各国におけるArista Networksの登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com.をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、アリスタの製品とサービスの性能、機能に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際のパフォーマンスまたは結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、技術や市場の急速な変化、顧客要件と業界標準、市場、政治、経済、ビジネスに関する全般的な状況、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。
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