アリスタネットワークス、2024年第4四半期と通年の業績を発表
2025年2月18日、カリフォルニア州サンタクララ発 — 大規模なAI、データセンター、キャンパス環境、ルーティング環境向けのデータ・ドリブン型ネットワーキング・ソリューションをクライアントからクラウドまで展開する業界リーダーであるアリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、2024年第4四半期(2024年12月31日まで)の業績を発表いたしました。
アリスタの会長兼CEO(最高経営責任者)、Jayshree Ullalは次のように述べています。「2024年は飛ぶ鳥を落とす勢いで、売上高70億ドルを達成しました。さらなる成長と収益性を高いレベルで両立させた社員一同の実行力を、心から誇りに思います。当社はこれからもプラットフォームの改良を続け、お客様の期待に応える『ネットワーキングのためのAI』、『AIのためのネットワーキング』を実現すべく取り組んでまいります」
通年の業績
- 売上高は70億300万ドルでした。(2023会計年度比で19.5%増)
- GAAPベースの粗利益率は64.1%でした。(2023会計年度のGAAPベースの粗利益率は61.9%でした。)
- 非GAAPベースの粗利益率は64.6%でした。(2023会計年度の非GAAPベースの粗利益率は62.6%でした。)
- GAAPベースの純利益は28億5,200万ドル、希薄化後1株当たり利益は2.23ドルでした。(2023会計年度は、GAAPベースの純利益は20億8,700万ドル、希薄化後1株当たり利益は1.65ドルでした。)
- 非GAAPベースの純利益は29億1,000万ドル、希薄化後1株当たり利益は2.27ドルでした。(2023会計年度は、非GAAPベースの純利益は21億9,900万ドル、希薄化後1株当たり利益は1.73ドルでした。)
第4四半期の業績
- 売上高は19億3,000万ドルでした。(2024年第3四半期比で6.6%増、2023年第4四半期比で25.3%増)
- GAAPベースの粗利益率は63.8%でした。(2024年第3四半期のGAAPベースの粗利益率は64.2%、2023年第4四半期は64.9%でした。)
- 非GAAPベースの粗利益率は64.2%でした。(2024年第3四半期の非GAAPベースの粗利益率は64.6%、2023年第4四半期は65.4%でした。)
- GAAPベースの純利益は8億100万ドル、希薄化後1株当たり利益は0.62ドルでした。(2023年第4四半期は、GAAPベースの純利益は6億1,360万ドル、希薄化後1株当たり利益は0.48ドルでした。)
- 非GAAPベースの純利益は8億3,010万ドル、希薄化後1株当たり利益は0.65ドルでした。(2023年第4四半期は、非GAAPベースの純利益は6億6,430万ドル、希薄化後1株当たり利益は0.52ドルでした。)
アリスタのCFO(最高財務責任者)、Chantelle Breithauptコメント「第4四半期の業績は非常に素晴らしいもので、すべての主要指標で予想を上回ることができました。当四半期の営業キャッシュフローは前年同期比95%以上の成長を達成し、この成功のおかげで、AIやキャンパス市場といった戦略的イニシアチブへの継続的投資が可能になりました。当社の健全な貸借対照表と潤沢な現金持高は、経済の不確実性を乗り越え、長期的な成長に向けて投資を続ける力を生み出しています」
第4四半期の企業活動のハイライト
- Metaとアリスタネットワークス、大規模なAIを構築 – アリスタは、Metaが同社の運用するイーサネットベースの最新のAIクラスタに、アリスタの7700R4 Distributed Etherlink™ Switch(DES)を導入したことを発表いたしました。
- アリスタネットワークス、最新のキャンパス・ネットワーク向けスタッキングを発表 – アリスタは、Arista EOS®にスイッチ・アグリゲーション・グループ(SWAG™)機能を導入しました。この機能では、業界標準のイーサネットを使用して単一のIPアドレスで個々のスイッチをグループ化して管理できます。また、Arista CloudVision®リーフ/スパイン・スタック(LSS™)管理では、単一のネットワーキング・クローゼット内またはキャンパス全体のスイッチの論理スタックを一括管理できます。
- アリゾナ州立大学(ASU)、難民プログラムでアリスタネットワークスとの提携を発表 – 2024年10月、アフガニスタン難民プログラムを通じてASUに入学した8人の学生グループが、ASU Enterprise Technologyとアリスタの共同開発による技術スキル向上プログラムを修了しました。
- アリスタネットワークス、1対4の株式分割を完了 – アリスタは、2024年12月3日に修正基本定款の変更を申請し、1対4の株式分割を行うことを発表いたしました。同日、アリスタの株主は、保有する普通株式1株ごとに3株を追加で取得しました。2024年12月4日より、分割調整後の株式数に基づく取引が始まっています。
通年の企業活動のハイライト
- アリスタネットワークス、Etherlink AIネットワーキング・プラットフォームを発表 – アリスタは、数千から数十万のXPUを含む多様な規模のAIクラスタをサポートし、効率性の高い1階層および2階層のネットワーク・トポロジを採用して、複雑な多階層ネットワークよりも優れたアプリケーション・パフォーマンスを実現するEtherlink AIプラットフォームを発表いたしました。
- アリスタネットワークス、NVIDIAと提携して包括的なAIソリューションを提供 – アリスタは、NVIDIAとの提携により、コンピューティング分野とネットワーク分野をひとつの管理対象AIエンティティに統合してジョブ完了時間を短縮するArista EOS AIエージェントを実現しました。
- アリスタネットワークス、Wi-Fi 7のアクセスポイントを公開 – Arista C-460は、帯域幅要件の急増につながる課題、たとえばAR/VR(拡張現実/仮想現実)アプリケーションや、マルチメディアのストリーミング、IoTデバイスの急増、動画アプリケーション、高密度展開といった課題を念頭に置いて設計されたアクセスポイントです。
- アリスタネットワークス、ゼロトラスト・ネットワーキング向けの次世代マルチドメイン・セグメンテーションの提供を開始 – アリスタは、キャンパス・ネットワークやデータセンター・ネットワーク内でのラテラル・ムーブメントをエンドポイント・エージェントなしで制限できるArista MSS® (マルチドメイン・セグメンテーション・サービス)のアップデートを発表いたしました。
- アリスタネットワークス、Universal Network Observabilityを発表 – アリスタは、ネットワーク、システム、アプリケーション/ワークロードの状況を自動で可視化し、AIドリブン型のプロアクティブな分析と模範的な推奨事項を提供するCloudVision Universal Network Observability™(CV UNO™)のリリースを発表いたしました。
- Alabama Fiber Network、アラバマ州全域のミドルマイル・イニシアチブにアリスタネットワークスを採用 – アリスタは、Alabama Fiber Network(AFN)が安価で大容量かつ信頼性の高いインターネット・アクセスをサービス未整備地域に提供することを目指し、それを実現するためのルーティングおよびスイッチング機器プロバイダーとしてアリスタを選定したことを発表いたしました。
- アリスタネットワークス、創立20周年と株式上場10周年を記念 – その間に、アリスタは1万社以上のお客様を獲得し、全世界で1億ポートをインストールするなどのマイルストーンを達成し、データセンタースイッチングの分野で市場シェア1位の座を手にしました。
業績見通し
2025年第1四半期の業績予想は次のとおりです。
- 売上高は19億3,000万~19億7,000万ドルと予想しています。
- 非GAAPベースの粗利益率は約63%と予想しています。
- 非GAAPベースの営業利益率は約44%と予想しています。
非GAAPベースの財務指標の業績見通しは、株式報酬費用、無形資産の償却、潜在的な非経常的費用または利益など、特定の項目を除きます。これらの除外には、従業員株式取引のタイミング、当社の将来の雇用および人材確保のニーズと、当社普通株の将来の公正市場価格の影響を受ける株式報酬費用が含まれ、不確実または予測困難となる可能性があるため、非GAAPベースの業績見通しの指標値を、それに相当するGAAPベースの指標値に照らして調整することは、合理的な労力をもって将来予想に基づく形で行うことは不可能です。これらの除外の実額は、当社のGAAPベースの粗利益率とGAAPベースの営業利益率に大きな影響を及ぼします。
将来予想に関する記述
このプレスリリースには、当社の今後の業績についての「将来予想に関する記述」が含まれています。たとえば、経営陣のコメントや、「業績見通し」セクションの記述(2025年第1四半期の売上高、非GAAPベースの粗利益率、非GAAPベースの営業利益率に関する予想)、アリスタ製品の特長に関する記述、経済の不確実性を乗り越えるアリスタの能力および長期的な成長に向けた継続的投資に関する記述などがそれにあたります。将来予想に関する記述は、既知および未知のリスク、不確実性、想定、およびその他の要因の影響を受けることから、実際の結果、業績、または成果は、将来予想に関する記述で想定または黙示したものとは大きく異なる可能性があります。これには以下に伴うリスクが該当します。売上高のかなりの部分を占める、限られた数の顧客による大量購入。経済や地政学的状況と紛争の悪化、不透明な経済状況の継続、または情報技術およびネットワーク・インフラへの支出減少。単独または限られた供給源、供給不足、リードタイムの延長、または供給量の変化の影響。当社の売上高増加率の変動。業績の変動。ネットワーキング市場の急速な進化。当社の新しい製品とサービスの提供や隣接市場への進出の不振。粗利益の変動。競争の激化と業界再編。当社の国際販売と営業の拡大。他社への投資または他社の買収。季節性と産業循環。通貨為替レートの変動。有利な条件での追加資本の調達不足。大口の新規顧客の獲得不振または既存顧客に対する追加製品とサービスの販売不振。当社の製品売上の大半を占めるスイッチ販売の不振。大口顧客からのより有利な条件の要求。当社の新製品や新サービスに対する市場の認知度や受容度の向上不足。当社製品とサービスの販売価格の下落。長く予測不可能な販売サイクル。質の高いサポートやサービスを提供することが不可能な状況。顧客による保守契約更新の減少。製品の品質に関する問題。予測できなかった技術の変化。当社製品および製品コンポーネントの供給管理の複雑性。当社製品を製造するサードパーティのメーカーに対する依存。当社によるサードパーティの知的所有権の侵害についてのサードパーティの主張。当社の知的所有権の保護または主張の不全または不能。当社の製品の不具合、エラー、または脆弱性。当社の製品で検知できなかったセキュリティ侵害またはセキュリティ・インシデント、当社の製品の誤用、リスクまたは製造物責任。当社のサイバーセキュリティシステムに対する侵害や、その他のセキュリティまたはプライバシー侵害、インシデント。米国の税金、関税、輸出入制限、中国の規制、その他の貿易障壁の強化。政府の法律および規制に対する違反。人工知能の開発と利用、および不透明な規制環境に関する問題。その他将来生じる出来事。当社に影響する可能性があるその他のリスクや不確実性については、Form 10-Kに基づいて米証券取引委員会(SEC)に提出した当社の最新の年次報告書、Form 10-Qに基づいてSECに提出した当社の最新の四半期報告書、および当社がSECに随時提出するその他の書類に記載されています。これらの書類は、当社のWebサイト(https://investors.arista.com/)およびSECのWebサイト(https://www.sec.gov/)で参照できます。このプレスリリースの将来予想に関する記述はすべて、当文書の日付の時点で当社が入手可能な情報に基づいています。当社は、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。
非GAAPベースの財務指標について
このプレスリリースおよび付随する表には、非GAAPベースの粗利益、非GAAPベースの粗利益率、非GAAPベースの営業利益、非GAAPベースの営業利益率、非GAAPベースの純利益、非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益など、非GAAPベースの所定の財務指標が含まれています。これらの非GAAPベースの財務指標は、株式報酬費用、無形資産の償却、訴訟和解関連費用、戦略的投資に関する利益/損失、およびこれらの非GAAPベースの除外による所得税効果を除きます。また、非GAAPベースの財務指標は、株式報酬に関連する税務上の純利益を除きます。これには、税務上の超過利益、およびかかる報酬によるその他の間接的な離散効果が含まれます。当社は、これらの非GAAPベースの財務指標を社内で決算結果の分析に利用しています。そして、これらの非GAAPベースの財務指標は、継続的な事業成績や傾向を評価するための追加的な手段として投資家の皆様にとって有益であるものと考えています。また、これらの財務指標は、経営陣が今後の期間の計画と予測の基盤として利用している、主たる指標です。
非GAAPベースの財務指標は、対応するGAAPベースの財務指標と別個に検討するためのものではなく、また代理の指標となるものでもありません。非GAAPベースの財務指標には制限があり、GAAPに従って作成した当社の連結財務諸表に照らして読む必要があります。非GAAPベースの財務指標は標準化された意味を持たないので、他社が提示する類似した名称の指標と比較できる可能性は低いと考えられます。これらの非GAAPベースの財務指標の説明は、本プレスリリース内の財務諸表で示しています。また、当社の非GAAPベースの財務指標と、それと最も直接的に比較可能なGAAPベースの財務指標との調整も示しています。投資家の皆様は、この調整を確認されることをお勧めします。
アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンター、キャンパス環境、ルーティング環境向けのデータ・ドリブン型ネットワーキングをクライアントからクラウドまで展開するソリューションの業界リーダーです。アリスタの受賞歴のあるプラットフォームは、先進的なネットワーク・オペレーティング・スタックを通して可用性、俊敏性、自動化、分析、およびセキュリティを提供します。詳細については、www.arista.comを参照してください。
ARISTA、CloudVision、Etherlinkは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。
(1) 前期の業績は、2024年12月に実施された1対4の株式分割を反映するように修正されました。
(1) 当社は、2023年12月31日までの四半期期間中に、知的所有権紛争解決のために1,600万ドルを支払うことに合意し、この金額を一般管理費に計上しました。
(2) 前期の業績は、2024年12月に実施された1対4の株式分割を反映するように修正されました。
(1) 前期の業績は、2024年12月に実施された1対4の株式分割を反映するように修正されました。
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