アリスタネットワークス、高度な超低レイテンシー、高精度のネットワーク・アプリケーション・プラットフォームを発表
アリスタのネットワーク・アプリケーションと独自アプリケーション開発に最適化
2019年3月5日、カリフォルニア州サンタクララ発 -- アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、Arista 7130Lシリーズを発表いたしました。この製品は、次世代の超低レイテンシー、高精度のネットワーク・アプリケーション・プラットフォームで、5ナノ秒で確実にスイッチングを行うので、事実上、ジッタは検出されません。7130Lシリーズは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)ベースのネットワーク・アプリケーション、特に低レイテンシーのデータ・アグリゲーションを可能にし、電子取引プラットフォームを取引所に直接接続するのに最適なMetaMuxや、データ解析やコンプライアンス目的でタイムスタンプ付きパケットのタップ・アグリゲーションを行うMetaWatchを統合します。
本製品は、2018年9月に発表したMetamakoの買収を基盤としてアリスタが発売する、初のプラットフォームです。Xilinx UltraScale+™ファミリの最新のFPGA技術を活用している7130Lシリーズでは、アリスタのネットワーク・アプリケーションを実行するだけでなく、アリスタの開発キットとIPコアを使用して、お客様が独自の高性能ネットワーク・アプリケーションを迅速に開発し、展開することができます。
システム・エンジニアリングおよびプラットフォーム担当アソシエイト・バイス・プレジデントであるMartin Hull氏は次のように述べています。「最新のFPGAをベースとした7130シリーズを発表できることを大変喜ばしく思います。これらの製品は、高いプログラマビリティを備えた最新のFPGAと実績あるアリスタのネットワーク・アプリケーションに超低レイテンシーのスイッチング機能を組み込み、レイテンシーをできる限り低く抑えつつ、ネットワークの設定性を高めたいという要望に応えるものです」
本Lシリーズは、業界トップクラスのFPGA機能に加え、レイヤ1プラスの様々なネットワーク機能を同じデバイス上で統合して、信号再生、ポート・ミラーリング、メディア変換などを簡素化し、運用コストを削減します。
要求の厳しいネットワーク・アプリケーションに FPGA技術を活用
7130Lシリーズのプラットフォームは、MetaMuxとMetaWatchを含む、アリスタの幅広いネットワーク・アプリケーション向けに最適化されています。MetaMuxは、7130Lシリーズの発売によって性能が向上し、業界トップクラスの平均39ナノ秒でデータ・アグリゲーションを実行できるようになりました。MetaMuxでは、48:1から複数の4:1インスタンスまで、マルチプレクサ(MUX)モードを柔軟かつ容易に設定できます。MetaWatchアプリケーションは、ナノ秒未満の精度でタイムスタンプ機能を提供できるようになりました。このような精度の高さによって、最も要求の厳しいアプリケーション向けにキャプチャ、詳細モニタリング、ネットワーク分析機能が強化されます。
独自アプリケーションの実現
Arista 7130Lシリーズは、独自アプリケーションの展開を容易にします。アリスタの開発ツールキットを使用すると、FPGAのすべての機能に自由にアクセスできます。開発者は、アリスタが提供する組み込みアプリケーション・フレームワークを使用して、アプリケーションをシンプルなパッケージにラッピングし、運用プロセスを合理化することができます。AristaのMOSは、システム・モニタリング、FPGAイメージ管理、およびその他の重要なリソースを提供して、開発者がアプリケーションの本質的な価値に集中できるようにします。
7130Lシリーズの主要な機能を以下に示します。
- MetaMuxでFPGA技術を活用し、39nsという低レイテンシーの多重化によって電子取引アプリケーションの注文入力を高速化
- MetaWatchで、32GBのノンブロッキングのディープ・バッファ・メモリに集約された48ポートに対して、高精度のタイムスタンプを付与し、タップ・アグリゲーション・インフラストラクチャを簡素化
- Xilinx UltraScale+™ FPGAで、高度なインライン・ネットワーク・アプリケーション開発のためにインターフェイスを50%増加させ、ファブリック容量とメモリを増大
- 独自アプリケーション開発用の開発ツールキットとIPコアをアリスタがサポート
製品について
7130Lシリーズは、次の5つの構成で提供されます。7130-48Lと7130-96Lには、Xilinx Virtex® UltraScale+™ VU7P FPGAが搭載されています。7130-32LBL、7130-48LB、7130-96LBには、Xilinx Virtex® UltraScale+™ VU9P FPGAが搭載されています。7130Lシリーズの各デバイスは、2019年3月に発売予定です。
アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとキャンパスの環境に特化したソフトウェア・ドリブン型のコグニティブ・クラウド・ネットワーキングのパイオニア企業です。さまざまな受賞歴を誇るアリスタのプラットフォームは、従来の概念を覆す可用性、即応性、自動化、分析、セキュリティを備えています。CloudVision®と、先進のネットワークOSであるEOS®を基盤とするクラウド・ネットワーキング用のスイッチは、全世界で2,000万ポート以上が導入されています。プライベート/パブリック/ハイブリッド・クラウド・ソリューション間でオープン規格を推進するアリスタの製品は、パートナーを通じて、世界各地でサポートされています。
ARISTA、EOS、ColudVisionは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com. をご覧ください。
このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、アリスタの7130Lシリーズの設計と実装で利用されている特徴、価格、パフォーマンス、およびベストプラクティスに関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、当社の限定的な稼働履歴と新製品の開発経験および発売経験、製品、サポート、またはサービスの品質に関する問題、急速に進展する技術革新、顧客要件と業界標準、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。
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