アリスタネットワークス 新製品 次世代データセンター向けスイッチ『Arista 7050X』を販売開始 テレメトリとクラウドネットワークのリーフを提供
2013年10月10日, アリスタネットワークスジャパン合同会社
カリフォルニア州サンタクララ発 - アリスタネットワークスジャパン合同会社(本社:豊島区)は、2013年10月10日(木)、新たなレベルのポート密度と性能、そしてスケーラビリティを提供する2機種の新しいスイッチ製品を、アリスタ7000ファミリーに追加し、販売を開始します。
また、アリスタEOSの新しいアプリケーションであるパス・トレーサとMapReduceトレーサは、これまでのアリスタEOSに一貫したオープンかつ標準ベースであることを踏襲しつつ、ビッグデータやクラウドネットワークアプリケーションにおいて、ユーザにより深いビジビリティを提供します。
アリスタの新製品『7050QX-32』は32ポートの40GbEを、『7050SX-128』は96ポートの10GbEと8ポートの40GbEを、それぞれワイヤーレートで提供します。コンパクトな1ラックユニットまたは2ラックユニットの筐体で、超低遅延を実現し、VXLANやNGVREの機能を備え、かつ低消費電力の7050Xは、高密度なコンピュータやストレージのラック用に最適なリーフ・スイッチです。
40GbEを32ポート、あるいは10GbEを96ポートと40GbEを8ポート備えたポート構成によって、高密度なサーバやストレージのラックのリーフ・スイッチとして最適な7050Xは、超低遅延でVXLANもサポートします。
【ネットワーク・トレーサによる先進的なテレメトリ】
新しいトレーサの機能は、アリスタEOSのネットワーク・テレメトリ・アプリケーションの機能群がこれまで実現していた健全性とネットワーク仮想化機能の拡張です。パストレーサは、レイヤ3ECMP(イコール・コスト・マルチ・パス)におけるエンド・トゥ・エンドの可視化を提供し、プロアクティブな検出、ロギング、収集された情報への反応を可能とします。アリスタEOSのMapReduceトレーサは、ビッグデータ・アプリケーションとスイッチに直接接続されたノードとの相関関係を提供することにより、検出、障害対応やネットワークの性能のチューニングを可能とします。
■ クラウデラ社のマーケティング担当副社長 アラン・サルディック氏のコメント
「我が社のビッグデータ向けプラットフォームであるクラウデラ・エンタープライズは、カスタマーのデータが構造化されているかいないかに関わらず、そのデータへのアクセスを提供します。これは次世代のデータ管理インフラストラクチャの基盤であり、これまでは可能ではなかった知見を提供します。アリスタのMapReduceトレーサは、ネットワークの性能とビッグデータのワークロードを把握する上での同様な知見を、ネットワーク管理者に提供します。」
アリスタEOSソフトウェアを使用することで、カスタマーとパートナーは、オープンなコントローラAPIへアクセスすることができます。コントローラ・フレンドリーなアプローチのおかげで、アリスタのカスタマーは、すべてのSDN(ソフトウェア・デファインド・ネットワーク)エコシステムを活用して、プログラマブルで自己修復力を持つネットワークを構築することができます。
アリスタ7050Xシリーズは、アリスタのネットワーク・トレーサにより提供されるツール群やVXLANのようなカプセル化のテクノロジを採用しており、物理および仮想ワークロードのためのアリスタ・ユニバーサル・ネットワーク・アーキテクチャに基づいた設計を可能とします。
■ プラットフォームの多様化とスケール
今回の新製品は、すべてのプラットフォームで単一のバイナリ・イメージが動作し、ネットワークの管理をシンプルにするというアリスタEOSの一貫性を保つ形で、スイッチ製品のポートフォリオを拡充します。
アリスタ7050Xシリーズは、極めてコンパクトな筐体で柔軟な10GbEと40GbEの組み合わせをサポートします。アリスタ7000シリーズの他のボックス型スイッチやモジュラースイッチと組み合わせて使用することで、予測可能で一貫したアプリケーションの性能とモニタリングを提供する、低遅延のリーフ・アンド・スパイン・ネットワークに、100,000ノードを超える10GbEサーバを収容できる規模のネットワークを可能とします。
■ CGGのITアークテクチャ・アドバイザー ジョン・ベルショー氏のコメント
「新しいアリスタ7050QX-32は、1RUで低消費電力のパッケージに、これまで前例のないスイッチ容量を搭載しています。アリスタの安定して高機能なEOSのおかげで、拡大しつづけるデータセンターの要求を満たしつつデータ処理ネットワークの複雑さを拡張していくことが可能となっています。」
< 提供開始時期 >
2013年10月10日(木)より販売開始
< 価格 >
廉価なモデルでは、40GbEポートあたり1,500米ドルを下回ります。
ネットワーク・トレーサは2,000米ドル以下で利用可能なEOS管理機能ライセンスの一部として利用可能です。
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米国発プレスリリース
https://www.arista.com/company/news/press-release/601-pr-20131002-01
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製品に関するページ
アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとコンピューティング環境に特化したSDCN(Software Defined Cloud Networking)ソリューション企業として設立されました。さまざまな受賞歴を誇るAristaの先進の10 / 40 / 100ギガビット・イーサネット・スイッチは、従来の概念を覆すスケーラビリティ、堅牢性、価格性能比を備え、全世界で2,000社を超えるユーザに採用され、100万ポートを超えるクラウドネットワーキング用のポートを出荷しています。アリスタのプラットフォームの中核となるのは、世界屈指のネットワーク・オペレーティング・システムであるEOSです。アリスタネットワークスの製品は、販売パートナー、システム・インテグレータ、リセラーを通じて、世界各地でご利用いただけます。
*Arista EOSは、Arista Network Inc.の登録商標です。
*本文中に記載の社名、製品名はすべて各社の商標または登録商標です。
プレスリリースに関するお問い合わせ先
アリスタネットワークスジャパン合同会社 マーケティング部 関 千里
TEL:03-5979-2012 (代表) E-mail:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
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