アリスタのCloudVisionで企業にクラウド規範を適用
豊富な機能を提供するCloudVision 2019プラットフォーム
2019年9月17日、カリフォルニア州サンタクララ発 -- アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、アリスタのコグニティブ管理プレーンを基盤とするCloudVision® 2019を発表いたしました。CloudVision 2019リリースが提供する新機能や統合機能は、運用コストの削減、リスク管理、俊敏なネットワーク運用でお客様を支援します。
CloudVisionは、ネットワーク全体の自動化、テレメトリ、分析を通じて、企業のお客様がクラウド・ネットワークを運用できるように設計された、最新のソフトウェア・プラットフォームです。アリスタのコグニティブ管理プレーン・フレームワークの構成要素であるCloudVisionは、データセンター、有線および無線のキャンパス、パブリック・クラウドのユースケースにわたって一貫性のある管理プレーンで、従来の縦割り化されたネットワーク管理体制を解体することにより、ネットワーク運用を円滑化します。
「アリスタは、根本原因解明までの平均時間を短縮することで、Ramsay Health Careの運用コスト削減を支援してくれました。Arista CloudVisionプラットフォームは当社のネットワーク・インフラの正しい状態を示す情報源(source of truth)となっていて、Ramsay Health Careのネットワーク運用には欠かせません」と、Ramsay Health CareのCIO、John Sutherland氏は述べています。
Places-In-the-Cloudに適した設計
ネットワーク事業者は、予防的な分析、自動化された変更管理、継続的なコンプライアンス評価などの分野における運用改善に努めています。しかし、運用モデルが旧式で、管理ツールが脆弱なため、従来のネットワーク運用では、ポーリングを利用した可視化は限定的で、デバイス制御には信頼性がありませんでした。
アリスタは、大規模クラウド事業者がテレメトリやネットワーク運用の自動化を促進し、ネットワーク運用作業の多くを改善できるよう支援してきました。このような大規模クラウドの運用規範は、さらに幅広いネットワーク運用グループにも適用可能です。
アリスタのCloudVisionプラットフォームは、大規模クラウド事業者のソフトウェア・ドリブン型運用のベスト・プラクティスを活用するように設計され、効率的にネットワークを自動化するターンキー製品です。
Arista CloudVisionは、最初からNetDBアーキテクチャを基盤として構築され、ポーリングを利用した旧来のネットワーク管理を劇的に改善します。物理、仮想、クラウド、コンテナ化というすべてのネットワーク構成要素が、リアルタイムのテレメトリ・データをCloudVisionのビッグデータ・リポジトリにストリーミングし、ネットワークの時系列レプリカを作成して、管理者がいつでもネットワーク状態を表示することができます。そして、CloudVisionの分析エンジンがデータ・セットを徹底的に分析し、日々の運用作業を受動的なものから予防的なものに変えることができます。
集中管理プレーンであるCloudVisionは、仮想ネットワークと物理ネットワークを、一貫性をもって柔軟に統合管理することができます。この機能は、企業全体でのネットワークのトラブルシューティング、規模変更、柔軟な拡張と縮小を行うための運用モデルを標準化し、ビジネス・ニーズに合わせた俊敏性のあるネットワークを実現します。
CloudVision 2019の主要な機能
CloudVisionは、有線および無線ネットワークにまたがって、一元化されたプロビジョニング、エンドツーエンドでの時系列の可視化、ネットワーク全体のトポロジー表示、コンプライアンス・レポート、分析に基づくイベント通知など、数多くの高度な機能をお客様が利用できるようにしています。CloudVision 2019は、これらの機能をもとに画期的な強化を行ったもので、次のような特長があります。
- 作業スケジュール、モーダル認識、リアルタイム変更監視に対し、カスタマイズ可能なワークフローを含む、ヒットレスな変更管理
- sFlowとIPFIXからのフローデータを利用する、データ・プレーンの可視性向上
- 接続されているすべてのデバイスのエンドポイント・インベントリと動作分析を実行し、セキュリティ面の脅威を事前に特定できるデバイス・アナライザー
- ネットワーク・イベントやセグメンテーション・マッピングなど、新しいトポロジー・オーバーレイ表示
- 時系列に沿って重要な項目を追跡するためのネットワーク全体の検索
- お客様固有のネットワーク・コンプライアンス・ルールと関連イベントを作成するためのカスタマイズ可能なルール・エンジン
オープンなサードパーティ・サポート
CloudVisionは、主として Arista EOS®®が提供する強力なAPIスイートを利用します。このトランザクショナルAPIは、管理対象デバイスとの完全で信頼性の高い通信を提供し、管理プレーンのオペレーションを向上させます。
CloudVision 2019では、ネイティブなOpenConfigサポートなど、デバイスの可視性が強化されています。この機能により、OpenConfigをサポートしているネットワーク上のサードパーティ製デバイスをCloudVisionで可視化することができます。さらに、CloudVision 2019は、OpenConfigをサポートしていない旧来のプラットフォームを可視化するため、新しいデバイスSDKをサポートしています。このSDKを使用することで、CloudVisionはルーター、スイッチ、ファイアウォールなどのSNMP対応プラットフォームから可視性の指標を取得し、CloudVisionアプリに取り込むことができます。CloudVisionはこの機能を利用して、ネットワーク構成要素をより幅広く、より完全に表示することができます。
Red Hat Ansible AutomationとのCloudVision統合
Red Hat Ansible Automationとの連携により、最新エコシステムの統合が可能です。既存の認定CloudVision Ansibleモジュールと、近日発売される認定Ansibleコレクションを基盤とし、多種多様なDevOps統合に使用されているAnsibleプレイブックが利用できます。CloudVisionは、アリスタの独自機能を維持しつつ、マルチベンダー構成やイメージ管理には広範なAnsibleフレームワークを利用することができます。
「Red Hat Ansible Automationは、インフラ自動化に関してトップクラスのDevOpsプラットフォームの1つです。これにプログラマブル・ネットワーク・ソフトウェアにおけるアリスタのリーダーシップが加わり、ネットワーク運用の俊敏性を高め、両社のお客様の効率を向上させることができます」と、Red HatのAnsible担当ディスティングイッシュド・エンジニアのPeter Sprygada氏は述べています。
アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとキャンパスの環境に特化したソフトウェア・ドリブン型のコグニティブ・クラウド・ネットワーキングのパイオニア企業です。さまざまな受賞歴を誇るアリスタのプラットフォームは、従来の概念を覆す可用性、即応性、自動化、分析、セキュリティを備えています。CloudVisionと、先進のネットワークOSであるEOSを基盤とするクラウド・ネットワーキング用のスイッチは、全世界で2,000万ポート以上が導入されています。プライベート/パブリック/ハイブリッド・クラウド・ソリューション間でオープン規格を推進するアリスタの製品は、パートナーを通じて、世界各地でサポートされています。
ARISTA、EOS、ColudVisionは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com. をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、アリスタのEOSおよびCloudVisionソフトウェアの特長に関する記述、および、コスト削減、リスク管理、性能、効率の向上に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、当社の限定的な稼働履歴と新製品の開発経験および発売経験、製品、サポート、またはサービスの品質に関する問題、急速に進展する技術革新、顧客要件と業界標準、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。
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