アリスタがCloudEOSでクラウド・ネットワーキングを強化
エンタープライズ・クラスのマルチクラウドおよびクラウド・ネイティブ・ネットワークを実現
2019年11月5日、カリフォルニア州サンタクララ発 -- アリスタネットワークス(以下アリスタ)は本日、Arista CloudEOS™を発表いたしました。マルチクラウドおよびクラウド・ネイティブ環境におけるネットワーキングの重要課題を解決する2つの新しいソリューションを提供し、キャンパスからデータセンターやクラウドまで一貫性のあるセグメンテーション、テレメトリ、監視、プロビジョニング、トラブルシューティングによって、エンタープライズ・クラスのネットワーキングを実現します。
CloudEOSが提供する主な機能は次の2つです。
- CloudEOS Multi Cloudは、パブリック・クラウドへのネットワーク接続や、パブリック・クラウド間のネットワーク接続を正規化する高性能な仮想マシンで、一般的なDevOpsツールを使用したソフトウェアベースの宣言型プロビジョニングに対応しつつ、クラウドおよびネットワーク・オペレーションに適したネットワーキング運用モデルを簡素化します。
- CloudEOS Cloud Nativeは、Kubernetesコンテナ・ネットワーク・インターフェイスまたはスタンドアロンのKubernetesコンテナとして展開されるEOSのインスタンスで、エンタープライズ・クラスのネットワーキング・スタックをクラウド・ネイティブ環境内に提供します。
アリスタの副社長兼クラウド・ネットワーキング・ソフトウェア担当ゼネラル・マネージャーであるDouglas Gourlayは、「クライアントがネットワークCLIをまったく使用することなく、複数のクラウド・プロバイダーにまたがる数百のネットワークを数分で展開する様子は魔法のようです。CloudEOSは、あらゆるクラウド環境のネットワーキングを安全に、宣言的に、柔軟に簡素化します」と述べています。
CloudEOSの特長
CloudEOSは、Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azureを介して従量制の導入をネイティブにサポートします。そのため、リアルタイムでのアプリケーションの需要量の変化に合わせてキャパシティを自動的に拡大縮小する、柔軟なコスト・モデルをネットワーク接続に適用することができます。TerraformなどのDevOpsツールをサポートする宣言型モデルを利用して、ソフトウェアで完全にプロビジョニングします。
CloudEOSは、パブリック・リンクを経由するすべてのトラフィックを自動的に暗号化し、IPSecの鍵を自動的に交換およびローテーションさせて、非常に高いセキュリティ・レベルで伝送を暗号化します。
IllumioのCTOであるPJ Kirner氏は、「企業がマルチクラウド戦略を導入するにつれて、ネットワーキング・チームにかかる運用面の負担が大幅に増加しました。アリスタが一貫性あるクラウド・ネットワーキングでこの問題を解決しているのと同じ手法で、Illumioはあらゆるクラウド内でアプリケーションの一貫性あるマイクロセグメンテーションを実現しています。働き過ぎのネットワーキング・チームのオペレーションを簡素化するという共通の目標を掲げて、アリスタとのパートナーシップを継続できることを喜ばしく思います」と述べています。
クラウド・ネイティブ環境へのEOSの拡張
CloudEOS Cloud Nativeは、Kubernetesクラスタの一部として、完全にサポートされたネットワーク・スタックをコンテナ展開にもたらします。物理および仮想ネットワークに対して統一した運用が可能なため、CloudEOS Cloud Nativeではネットワークの他の部分で使っているツールを使用することができます。
クライアントからクラウドまでの豊富な機能
CloudEOSは、実績があるオープン規格に基づいて、キャンパスからデータセンター、パブリック・クラウドまでネットワーク・セグメンテーションを拡張する、ネットワーク・セグメンテーション・モードをサポートします。ネットワーク・オペレーターは、セグメンテーションとトラフィックの分離を解決するために、データセンター、キャンパス、あるいはパブリック・クラウド環境でまったく異なる直交技術を展開する必要がなくなります。
CloudEOSは、各リンクのインバンド・テレメトリや実際の課金モデルによって測定されたリアルタイムのトポロジとトラフィックに基づき、利用できる最も効果的で効率的なネットワーキング・パス間で、動的かつ自動的にトラフィックをリダイレクトします。
各CloudEOSインスタンスは、仮想プライベート・クラウドに接続するためにパブリック・クラウドに展開されているか、重要なリンク間で帯域幅を割り当てるためにパブリック・クラウドのエッジに展開されているか、Kubernetesホストに展開されているかにかかわらず、一貫性あるネットワーク運用モデルおよびエクスペリエンスを実現します。
提供開始時期
CloudEOSは、Amazon Web ServicesおよびMicrosoft Azureではただちに、Google Cloudでは次の四半期に提供が開始されます。CloudVision 2019は現在提供および出荷中で、ネットワーク全体にクラスタ化された管理プレーンを提供します。
アリスタネットワークスについて
アリスタネットワークスは、大規模なデータセンターとキャンパスの環境に特化したソフトウェア・ドリブン型のコグニティブ・クラウド・ネットワーキングのパイオニア企業です。さまざまな受賞歴を誇るアリスタのプラットフォームは、従来の概念を覆す可用性、即応性、自動化、分析、セキュリティを備えています。CloudVisionと、先進のネットワークOSであるEOSを基盤とするクラウド・ネットワーキング用のスイッチは、全世界で2,000万ポート以上が導入されています。プライベート/パブリック/ハイブリッド・クラウド・ソリューション間でオープン規格を推進するアリスタの製品は、パートナーを通じて、世界各地でサポートされています。
ARISTA、EOS、CloudEOS、ColudVisionは、世界各国におけるArista Networks, Inc.の登録商標または商標です。その他の社名または製品名は、それぞれの所有者の商標です。詳細情報やリソースについては、www.arista.com. をご覧ください。このプレスリリースには、「将来予想に関する記述」が含まれています。将来予想に関する記述には、アリスタのCloudEOSの特長に関する記述、および、コスト削減、性能、信頼性、機能、効率の向上に関する記述が含まれますが、これに限定されるものではありません。過去の事実に関する記述を除く記述はすべて、将来予想に関する記述とみなされる可能性のある記述です。将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴い、実際の成績または結果は、将来予想に関する記述で表明されたものとは大きく異なる可能性があります。これには、当社の限定的な稼働履歴と新製品の開発経験および発売経験、製品、サポート、またはサービスの品質に関する問題、急速に進展する技術革新、顧客要件と業界標準、および当社がSECに提出した書類で述べられているその他のリスクが含まれます。当社がSECに提出した書類は、アリスタのWebサイト(www.arista.com)、およびSECのWebサイト(www.sec.gov)に掲載されています。アリスタは、将来予想に関する記述について、その作成日以降に発生した現象または出現した状況に応じて記述を公に更新または修正する義務を負わないものとします。
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