インターネットのファブリックは進化しています。Eコマース、コンテンツ、ゲーム、フィンテックなど多くの分野では、クラウド中心のサービス・デリバリに最新のアーキテクチャが欠かせません。クラウド、モバイル・エッジ・コンピューティング、5G、モノのインターネット(IoT)は、どれもアーキテクチャに抜本的な変化をもたらす重要な要素です。このようなクラウド中心のサービスとそのデリバリには、より多くの帯域幅、より高度なセキュリティ、そして柔軟性、俊敏性、耐障害性を備えた次世代ルーティング・アーキテクチャが必要です。アリスタは、クラウド・ネットワーキングの原則をコア・ルーティングに適用する先駆けとなりました。スケールアウト、簡素化、自動化という原則を適用することにより、Arista EOS®とCloudVision®を搭載したアリスタの7280R3ユニバーサル・リーフ・プラットフォームと7500R3および7800R3ユニバーサル・スパイン・プラットフォームでレガシー・ネットワークを変革したのです。Rシリーズの固定システムのラインナップは、1Uおよび2Uの筐体で800Gbps~21.6Tbpsの多様なシステムに豊富な接続オプションを提供しています。コンパクトなモジュール型ルーター7280R3と、幅広い選択肢を持つ800G対応7800R3シリーズは、一貫性のある単一のアーキテクチャを使用しており、460 Tbpsまたは576の400Gポートに拡張できます。お客様は、高パフォーマンスのルーティングを必要とする役割にこれらのプラットフォームを利用して、高密度のポートやディープ・バッファ、ワイヤスピード暗号化を備えた統合DWDMと組み合わせ、クラウド自動化によって管理することができます。これらの機能は、従来のルーター・プラットフォームでは提供できないものです。アリスタのポートフォリオは、お客様に次のようなメリットをもたらします。
- 高速マルチクラウド接続、コントローラベースのトラフィック・エンジニアリング、ピアリング、企業VPN、コア・ルーティング、セキュアなエンタープライズ・エッジなどのさまざまなユースケースに対し、市場をリードするアリスタの100G/400G製品群から高パフォーマンスのプラットフォームを選択可能
- ネイティブなプログラマビリティとNetDevOpsワークフロー統合を利用して、コンピューティングおよびネットワーキングの展開を一貫性を持たせて自動化することによる運用コスト削減
- ピアリング、エッジ、データセンター、WAN相互接続内の複数のPIC(Places In the Cloud)で一貫性のある運用モデル。このモデルは、すべてのプラットフォームで単一のEOSイメージとCloudVisionを使用して提供され、最新の自動化、コンプライアンス、テレメトリ、分析を実現
アリスタのルーティング・ソリューションは、クラウド、サービス・プロバイダー、エンタープライズ向けの幅広いユースケースに対応しています。特長は次のとおりです。
- 業界最高水準の経路コンバージェンスを備えたRシリーズ・プラットフォームにArista FlexRoute™エンジンとEOS NetDL™を搭載し、ハードウェア内で最大500万を超える経路をサポート
- Accelerated sFlow、高密度の100G/400G、ACLの拡張性、IPv6、および標準ベースのMACsec、IPsec、革新的なTunnelSec™を使用した10Gbps~400Gbpsでの全ポートのワイヤスピード暗号化など、Arista Algorithmic Matchによるセキュリティと可観測性のイノベーション
- VXLAN、MPLS、GRE、MPLSoGREなどの各種トンネリング技術とプログラマブルなトラフィック・ステアリングのサポート
- MPLS - LDP、セグメント・ルーティング(SR)、RSVPトラフィック・エンジニアリング(RSVP-TE)、BGP Labeled Unicast(BGP LU)およびBGP Link State(BGP LS)を使用するEPEのサポート
- データセンター、データセンター相互接続、WAN(L3VPN、L2VPN、EVPN VPWS)、マルチキャスト(EVPNマルチキャスト)などのさまざまなユースケースに対し、BGP EVPNなどの各種ネットワーク仮想化ソリューションをサポート
- DevOps/TransportOpsを実現するため、OpenConfig、GO、Python、Rubyを使用するオブエジェクトベースのモデル、ネイティブCLIコマンドを使用するRESTに似たインターフェイス、ネイティブなGOとPythonのオンボックス・スクリプト、EOS SDKやネイティブなLinux APIとスクリプトを使用するネイティブで高パフォーマンスのアプリケーション開発機能をEOSで提供
- EOS NetDBでリアルタイムの状態ストリーミングと分析を提供し、ライブ・モニタリングと履歴フォレンジック・トラブルシューティングを実行。一元化されたNetDBアーキテクチャを基盤としてArista NetDLを構築し、OpenConfigデータ・モデルを使用して、何百台ものネットワーク・デバイスから取得したすべてのデバイス状態データを共通の時系列データベースに集約
クラウドのアーキテクチャと原則が従来のルーティングを変革しました。この最新アーキテクチャは、拡張性、耐障害性、運用、ビジネス・モデルに対するアプローチを根本的に変えるものです。5G、モバイル・エッジ・コンピューティング(MEC)、クラウドWAN、ピアリング、コンテンツ・エッジ、データセンター相互接続(DCI)で相次いで新たなアーキテクチャが出現した結果、ルーティングは大きな転換期を迎えています。中心的な役割を果たしている大手クラウド企業は、大規模データセンターとそのユーザーをこれまでにないレベルの帯域幅で相互接続する必要があります。そのためには、拡張性、効率性、俊敏性に対する新たなアプローチが必要であり、従来のルーターでは対応できません。
アリスタは、スケールアウト、簡素化、ソフトウェア・ドリブン型のネットワーキングというクラウド・ネットワーキングの原則を、データセンターの枠にとどまらないルーティングのユースケースに適用する先駆けとなりました。アリスタは最高水準のネットワーキング方式の開発に取り組むお客様を支援できる特別な立場にあり、EVPNとセグメント・ルーティングを利用するソリューションで複数のプロファイルにまたがる展開を簡素化・標準化できるほか、次のようなメリットを提供できます。
クラウド・エッジ
繰り返し可能なレイヤ3デザイン、共通のソフトウェア・ドリブン型プロビジョニング、プログラム可能なトラフィック・ステアリングで、マルチ・クラウド・エッジを世界中に拡張する無中断サービスを提供
コンテンツ・デリバリ
次世代コンテンツ・デリバリ・ネットワークとソフトウェア主導型ネットワーキングを利用して、帯域幅、レイテンシー、リアルタイムの分析とモニタリングに基づくきめ細かなトラフィック・エンジニアリングが可能
セグメント・ルーティングを使用してWAN経由の転送を簡素化
セグメント・ルーティングを使用してネットワーク効率を向上させ、プロトコルの複雑さを軽減し、サービス・プロバイダー・コアを簡素化するとともに、設備コストと運用コストを節約
ハイブリッド・クラウド
ネットワーク運用を簡素化し、TerraformやAnsible、その他の一般的なCloudOpsツールやDevOpsツールなどの宣言型クラウド・プロビジョニング・ツールチェーンと統合できる、EOS®ソフトウェアの高パフォーマンスな仮想インスタンスやコンテナベースのインスタンスを利用したマルチクラウド接続
自動化
EOS eAPIを使用し、カスタム・プロトコルの拡張性とSDKベースの高度なプログラマビリティを備えた自動化フレームワークで、きめ細かな制御とリアルタイムの状態ストリーミングを提供し、テレメトリとモニタリングを大規模に強化
アリスタのサービス・プロバイダー向けソリューション
クラウド・コンピューティングの急成長は、アプリケーションとサービスの利用方法やコンピューティングとストレージの展開方法に引き続き重大な恒久的変化をもたらします。提供中のサービスを収益化し、お客様と関係者にとっての価値を実現し続けるため、サービス・プロバイダーは技術の選択やデザインから設備投資の優先順位、サービスとサポートのワークフローまで、サービス・デリバリ・エコシステムのあらゆる側面を見直す必要があります。
サービス・プロバイダーが対処しなければならない課題
- クラウド・アプリケーションが要求する帯域幅の抑制
- 5G、IoT、SP Wi-Fi、次世代コンテンツ・デリバリ、スマート・シティの取り組みなどを中心に据えた新しいサービス・モデル
- IoT、スマート・シティ、無人輸送、リアルタイムのARやVRの登場による、レイテンシーの許容度とネットワーク・パフォーマンスの大幅な低下
- 現代社会を著しく脅かし続ける、サイバーセキュリティの脅威の絶え間ない拡大
今、これまで以上にサービス・プロバイダーに必要なもの
- 業界最高水準のルーティングとスイッチングの性能
- 安全性、俊敏性、拡張性、コスト効率に優れたアーキテクチャ
- プログラマブルで自動化されたオープンなIP/MPLSトランスポート・ファブリック
- 豊富なモデル主導型テレメトリから導き出されるコグニティブ分析
アリスタの次世代Rシリーズのラインナップは単一のEOSバイナリを使用し、小規模サイトのルーターから最大576の400Gbpsポート、およびそれ以上をサポートする大規模なモジュール型のピアリング・システムやコア・ルーティング・システムまで、幅広いオプションで大きな価値をもたらします。
アリスタのサービス・プロバイダー向けルーティング・ソリューションは、次のような複数のユースケースで展開を簡素化・標準化します。
ピアリングと相互接続
アリスタの革新的なFlexRoute™エンジンは、ピアリングと相互接続を使用するソリューション向けに、レイヤ3でのIPフォワーディングと、IPv4とIPv6の両方のルート・スケールを拡張するための十分な余裕を備え、マーチャント・シリコンベースのハードウェアで完全なインターネット・ルーティング・テーブルのサポートを提供
サービス・プロバイダー・エッジ
サービス・プロバイダー・エッジを変革し、コンテンツ・デリバリ、インテリジェントな輸送、スマート・シティ、5G、ゲーム、ホーム・オートメーション、IoTなどを中心に据えた次世代サービス・モデルを実現
5Gエッジ
5Gに適した高速かつ高パフォーマンスの接続性、スケールアウト・デザイン、オープンな標準ベースのプロトコル向けの単一OS、バックホールとマルチアクセス・エッジ・コンピューティング(MEC)向けの一貫性ある自動化フレームワークを備えた次世代モバイル・アーキテクチャを提供
TunnelSec™による転送中データの保護
データセンター、データセンター相互接続、モバイル・ネットワーク、WAN経由のサイト間暗号化向けの10G~100Gおよび400G相互接続で、MACsec、IPsec、VXLANsecを使用する高パフォーマンス、ラインレートの柔軟な暗号化ソリューションを提供
モバイル・アプリケーションのパフォーマンスと精度
SyncEとPrecision Timing Protocol(PTP)を使用して正確なタイミングを提供し、5Gネットワーク経由できわめて信頼性が高い低レイテンシー通信サービスを実現
アリスタのエンタープライズ向けソリューション
ワークロードとエンタープライズ・データをオンプレミスからクラウドに移行したり、アプリケーションをクラウドでネイティブに動作させるため、企業はクラウド・コンピューティングへのIT支出を続けています。しかし、大部分の企業では、ミッション・クリティカルなデータをオンプレミスに保存し、アプリケーションをクラウドに保存するハイブリッド・アーキテクチャを導入しつつあります。このようなハイブリッド・サービスの提供を中心にビジネス・モデルを転換しつつ、事業継続性を確保するには、ルーティング・フレームワークに革新的なアプローチが必要です。これはデータセンター内でオープンなソフトウェア主導型フレームワークを使用して、データセンターとエンタープライズWANを接続するというものです。また、高度化するサイバー脅威からアプリケーション、知的財産、ビジネス・データを保護することは最優先事項です。
エンタープライズ向けのルーティング・アーキテクチャを変える必要があります。ルーティング・アーキテクチャは、独自のプロトコル、非効率的なルーター・プラットフォーム、旧来のオペレーティング・システムが負担となり、運用コストの膨張につながっています。
企業には、データセンター、インターコネクト、WANに共通のルーティングのデザインと展開を簡素化・標準化するチャンスがあります。
クラウドの原則を適用し、展開をスケールアウト、簡素化、自動化できるデザインを設計すると、俊敏性と耐障害性を高めることができます。
アリスタのクラウドグレードのルーティング・プラットフォームは、クラウドの原則に基づき複数のルーティング・ソリューションを提供します。これらのソリューションの基盤となっているのは、Arista EOS®とCloudVision®を搭載したアリスタの7280R/R2/R3ユニバーサル・リーフ・プラットフォームと7500R/R2/R3および7800R3ユニバーサル・スパイン・プラットフォームです。お客様は、高パフォーマンスのルーティングを必要とする役割にこれらのプラットフォームを利用して、高密度のポートやディープ・バッファ、統合DWDM、革新的なTunnelSec(™)と組み合わせることができます。そうすることで、従来のルーターでは提供できないワイヤスピード暗号化やクラウド自動化を提供できます。
アリスタは、エンタープライズ向けの複数のユースケースに同じプロトコル(EVPN)を使用し、簡素化を実現しました。さらにWAN展開については、セグメント・ルーティングを利用して簡素化やプロトコル(LDP、BGP、RSVPなど)数の削減を行うことができます。お客様は、ネットワークの運用コストの大幅な削減からメリットを得られます。
エンタープライズに必要なもの
- 業界最高水準のルーティングとスイッチングの性能
- 安全性、俊敏性、拡張性、コスト効率に優れたアーキテクチャ
- プログラマブルで自動化されたオープンなIPトランスポート・ファブリック
- 豊富なリアルタイム・テレメトリから導き出されるコグニティブ分析
アリスタの次世代Rシリーズのラインナップは単一のEOSバイナリを使用し、小規模サイトのルーターから最大576の400Gbpsポート、およびそれ以上をサポートする大規模なモジュール型のピアリング・システムやコア・ルーティング・システムまで、幅広いオプションで大きな価値をもたらします。
EVPNとセグメント・ルーティングを使用するアリスタのソリューションで、次のような複数のプロファイルにまたがる展開を簡素化・標準化できます。
データセンターのルーティング
オープンなIPファブリック、マーチャント・シリコン・ハードウェア、スケールアウト・アーキテクチャ、ソフトウェア・ドリブン型のプロビジョニングと制御、リアルタイムの状態ストリーミングと分析といったクラウドの原則に基づいて、データセンターのルーティングを変革
EVPNベースのデータセンター相互接続
セグメント・ルーティングを使用してネットワーク効率を向上させ、プロトコルの複雑さを軽減し、サービス・プロバイダー・コアを簡素化するとともに、設備コストと運用コストを節約
TunnelSecによるエンタープライズ・エッジの保護
エンタープライズ・エッジとデータセンター相互接続向けの100G/400G相互接続で、MACsec、IPsec、VXLANsecを使用する高パフォーマンス、ラインレートの柔軟な暗号化ソリューションを提供
EVPNを使用したマルチキャスト・デリバリ
コンテンツ・デリバリ・ネットワークや、メディアおよびエンターテイメント業界向けの100G/400G相互接続で、効率的、高パフォーマンス、ラインレートのマルチキャスト・ソリューションを提供
WAN経由のトラフィック・エンジニアリング
セグメント・ルーティングを使用してネットワーク効率を向上させ、プロトコルの複雑さを軽減し、サービス・プロバイダー・コアを簡素化するとともに、設備コストと運用コストを節約
ハイブリッド・クラウド
ネットワーク運用を簡素化し、TerraformやAnsible、その他の一般的なCloudOpsツールやDevOpsツールなどの宣言型クラウド・プロビジョニング・ツールチェーンと統合できる、EOS®ソフトウェアの高パフォーマンスな仮想インスタンスやコンテナベースのインスタンスを利用したマルチクラウド接続
タップ・アグリゲーション
カスタム・フィルタリング機能とリアルタイム・テレメトリを使用して、100G/400Gファブリックで高パフォーマンスのモニタリングを実現。マーチャント・シリコンベースのソリューションで、設備コストと運用コストを効率化
DevOps
EOS eAPIを使用し、カスタム・プロトコルの拡張性とSDKベースの高度なプログラマビリティを備えた自動化フレームワークで、きめ細かな制御とリアルタイムの状態ストリーミングを提供し、テレメトリとモニタリングを大規模に強化
Routing
- .Routing Architecture Transformations and Use cases
- .FlexRoute White Paper
- .R3 Series Innovations
- .Routing Feature Sheet
Arista Routing Portfolio
7280R3 Series
- .7280R3 Quick Look
- .7280R3 Data Sheet
- .7280R3 MACsec Datasheet
- .Arista 7280R3 Platform Architecture
- .7280R3A Series Datasheet
- .7280R3A Series Modular Datasheet
7500R3 Series
7800R3 Series
Service Provider Routing
Cable Networking
Peering
Core
Telco Cloud
- .Transforming the Telco Central Office with NFV and SDN
- .Powering Next Generation Video Delivery Networks
Network Virtualization
- .VXLAN Pseudowires White Paper
- .Solving the Virtualization Conundrum White Paper
- .VMware & Arista Network Virtualization Reference Design Guide for VMware vSphere® Environments
- .NSXTM for vSphere with Arista CloudVision® Environments
- .EOS CloudVision® & VMware NSX™ Solution Brief
Data Center Interconnects
Hybrid Cloud
- .Arista CloudEOS™ Router At-a-Glance
- .Arista CloudEOS™ Router VM Data Sheet
- .Arista CloudEOS™ Router for Kubernetes Data Sheet
- .CloudEOS Multi-Cloud Solution Guide
Programmability & Automation
- .EOS Architecture
- .EOS Extensibility At-A-Glance
- .EOS Architecture Whitepaper
- .Simplifying Network Operations through Data Center Automation
- .451 Research: Arista Containerized EOS lets service providers have their DevOps cake and eat EOS, too
- .OpenConfig: the emerging industry standard API for network elements
- .EOS CLI Parser Customizations
- .Arista EOS Roles for Ansible
- .EOS SDK
- .Installing EOS SDK
- .Building an EOS Agent with EOS SDK
- .Life Cycle of an EOS Agent
TAP Aggregation
- .Carrier Scale Visibility and Monitoring
- .TAP Aggregation Product Brief
- .Precision Data Analysis with DANZ - White Paper
- .Leveraging EOS and sFlow for Advanced Network Visibility White Paper
- .Cloudifying Data Center Monitoring White Paper
- .Advanced Monitoring and TAP Aggregation
- .Arista Precision Time Protocol
- .TAP Modules Corning Reference Guide